神奈川県南足柄市にある、狩川渓谷マス釣り場。ここは餌釣りをメインにルアー釣りやバーベキューも可能です。この日は5人でマスと黄金ヤマメを計26匹「マス25匹・黄金金時ヤマメ1匹」放流しての釣り、その時の模様をレポートしたいと思います。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター荒木清)
釣り方
釣り方は簡単です。用意して頂いた、レンタル竿に全てセットしてあるため、針に餌を付け、釣り区間で釣りをするだけです。ウキ「目印」がついているため、そのウキが水中に引き込まれたら、竿を持ち上げて合わせるだけ。
魚がかかっていれば、重みと魚の魚信があり、ゆっくりと自分のほうに引き寄せ網や、素手で持ち上げて専用のビク「入れ物」やバケツなどに入れときます。
お勧めはアミアミの付いたバケツが良いかと思います。なぜかと言うと、そのバケツをそのまま川や海など水の中に入れることが可能です。簡単に言うと生簀みたいなものです。酸素も必要ないので、魚を入れて川に入れれば、勝手に水が循環してくれます。
生きていればそのまま元気ですし、もし、死んでしまっても常に水が循環しているため、温度が一定で、水温が上昇し腐食ということが防げます。勿論、死んだ魚をずっと入れておくのはお勧めできないです。なるべく早く処理する事をお勧め致します。
養殖されているマスは意外と獰猛なため、バレても、すぐに食いつく可能性があるため、釣ることが簡単です。ヤマメやイワナ類は一回針に掛かり、バレると、警戒心が強いため、その魚は食いつかないことが多いです。人の声や影、物音にも敏感なため、少しテクニックが必要です。以前、養殖ヤマメを放流して頂いた時ですが、その時は意外と簡単に釣る事が出来ましたが、やはり……餌も食わない個体も何匹かいて、釣ることが難しかったです。
難易度MAX!?釣れるか黄金ヤマメ
1匹だけ放流して頂いた黄金金時ヤマメ。いかにも金運アップや、縁起がよさそうな名前に身体も金と模様が薄ピンク?に見えます。古屋さんに5匹用意して頂き、2匹選んでくださいとおっしゃっていただき、大きい2匹をチョイス。大きさにびっくり。ニジマスの1.5倍~2倍はあります。
一回、2匹をバケツに入れたのですが、バケツで水を入れようとした時、元気すぎて2匹とも脱走(笑)。取るのも大変ですが、水を入れるのも大変だなと実感した次第です。
これが黄金金時ヤマメ!
釣れなかった時用に1匹は放流せずに、自分が貰い、Mくんにお願いして、処理を担当。後で焼いて食べる用です。
ニジマスも良型
Jさんが仕留めた1匹。40cmはありそうな見事な魚体です。この日のレギュラーサイズは25cm位。その中でも大物をしとめる様は流石です。
マイナスイオン&自然が感じられる場所
自然に囲まれた狩川渓谷マス釣り場。天然の川を改造して作られたこともあり、本当に自然で釣りをしている感じが味わえます。
川からの水しぶきや、周りの木々からのマイナスイオンを感じ、ストレスから解放されている感じが分かります。
警戒心が凄い黄金金時ヤマメ
投入した餌の周りを何回も周り、餌を警戒しているのがわかります。下の写真の黄色く見える魚体が黄金金時ヤマメです。
その餌を奪い取ったニジマス。水しぶきを上げ抵抗しますが、時すでにおそしです。
Zさん貴重なヤマメをゲット
Zさん、「釣れたぁ~、でも小さい。」と落ち込み気味に自分に話してきたため、ふとみると模様が違います。「ん?これ、ヤマメだよ!放流して無いからレアだよ!」と、自分が言うと、どや顔で「でしょっ!」と凄さをアピールします(笑)。放流してもいないヤマメが釣れるなんて……。こう言うラッキーもたまにはあるみたいです。
顔が少しサクラマス化しているかのように、凛々しい顔立ちです。