昨年、数こそ少なかったものの、千葉県富津市を流れる白狐川でハゼの姿を見ることができました。今年はどうかな、ということで、10月初めの週末に調査を決行。当日はエサ取りが多かったものの、良型含む24匹を確保することに成功。釣行をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)
後半は上流のポイントで
釣りをはじめて2時間が過ぎたあたりから一段とゲスト達の猛攻が激しくなり、また、ちょい投げの距離も少しずつのびてきたことも懸念材料となったことから、ポイントを移動してみることに。
後半戦は国道を挟んだ上流側の、JR橋脚付近に釣り座を構えます。水位は、まだ釣りをするには低いと感じたものの、川底にちらほらハゼらしき魚影が確認できたので竿を出してみます。
しかし、ここでもコトヒキやチンチンの猛攻に遭遇してしまうも……粘って我慢の釣りを続行。すると、本命のハゼもテンポラリーにヒット。下流のポイントとほぼ同じ位のペースで数を重ねていきます。
予定では、9時頃から湊川(上総湊)に移動して竿をだしてみる計画でいたのですが……予想したよりもエサの消費が早く、最後までここで釣りを続けることにし、イソメ(30グラム)が尽きた9時半に納竿としました。
最終結果
10~15cmのマハゼ24匹(コトヒキとチンチンはそれ以上)。針が大きければエサだけとられる可能性が高く、小さければ口が小さいコトヒキがたくさん釣れる。
どちらに転んでも一筋縄にはいなかい釣りとなってしまいましたが……筆者が出した結論は、「小型のハゼが少ない」ということで、確実に本命であるハゼを狙うなら「針は大きめ」。こういうことでいつまでも悩んでいたいな、なんて思いながら、家路につきました。
シーズンはまだまだ続く
上総湊近辺のハゼは、例年12月上旬頃までがシーズン。特に11月上旬頃には紅葉を楽しみながらの釣りが可能となります。今年は前述の文章の通り「ゲスト多め」の印象がありますが、同時にハゼがしっかりいることも確認できました。
リールタックルと多めの仕掛け。長靴。それとイソメ30g、ではなく50g持ってお出かけください。
<尾崎大祐/TSURINEWSライター>
白狐川