今年の残暑はいつまで続くのだろう。残暑に負けずハゼ釣りを楽しもうと9月中旬、三重県鈴鹿市の白子漁港の西側を流れる堀切川河口に出かけた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)
堀切川河口でハゼ釣り
当日の潮は大潮で、満潮は午前5時57分。堀切川に架かる新べにや橋に午前6時すぎに到着すると、ちょうど引き潮に入って潮が動きだすタイミングだった。
橋の上から上流側か下流側のどちらに入ろうかと見渡すが釣り人は誰もいない。下流側の漁船が係留されている護岸は広くて足場も良いので釣具を運んだ。
当日の仕掛け
コンパクトロッドを伸ばしてリールをセット。小型テンビンにオモリ5号をチョイス。市販の流線7号2本バリ仕掛けに、半分にカットしたイシゴカイを刺して前方へ軽く投げ込む。
オモリが着底したらイトフケを取ってリールを巻き、海底の仕掛けを少しずつ動かしてハゼにアピールしていく。早々にコンコンとサオ先が震えるアタリが出た。次のアタリを待ったが、ドーンと重くなり、リールを巻き上げると緑色の藻がテンビンにもハリにも絡みついていた。
本命ダブルヒット
今度は少し左方向へ投入してサビくと、ピクピクプルンとヒットしたのは7cmほどの小型ハゼ(リリース)。次はさらに左方向へ投入してみたが、藻はないようだがヒットするのはリリースサイズばかりだ。
引き潮に乗ってゴミなどがどんどん上流から流れてくる。ミチイトが引っ掛からないように右方向へ投入して探ると、ブルブルとアタってキープサイズのハゼをゲット。右側を集中攻撃してキープサイズを追加していくと、プルプルプルルーンとアタリが出て、ようやくダブルで顔を見せた。