TSURINEWSをご覧の皆様こんにちは。TSURINEWSライターのヨウスケです。 老若男女問わず、様々なフィールドで楽しめる釣りは本当に楽しいですよね!釣り歴だけなら20年を超える筆者も、まだまだ釣りに熱中しています。しかし、釣りとは自然の中に足を踏み入れるということ。当然危険も隣り合わせ。時には予想できないような事故やトラブルに合うこともあります。今回は私が釣りで全治約1カ月のケガをしてしまった話です。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター ヨウスケ)
釣り中のケガ
読者の皆様に質問です。「釣りをしていてどのようなケガをしたことがありますか?」魚に刺される、針が刺さる、落水など、きっと様々でしょう 。
港町出身の釣り歴20年を超える私も本当に様々なケガやトラブルに見舞われてきました。病院送りとなってしまったケガも2度あります。そんな私の痛い経験を反面教師にして今後に生かしていただけましたら幸いです。
牡蠣殻で全治1カ月のケガ
早速ですが私が小学生の頃の話です。いつものように友人と放課後に釣りを楽しんでいました。場所は通い慣れた堤防。何をしていたかというと、エサとなるカニやフナムシを採取していました。「比較的安全なはずの堤防でどうやってそんな大ケガをするのか?」と思いますよね。私も通い慣れた堤防だと甘く見ていたのかもしれません。ケガの原因と犯人はこちら。
原因はサンダルです。そして、もう一つは牡蠣。
一体何が起きたのかというと、私はビーチサンダルで釣りに行き、潮が被るような堤防の階段などでエサを探して歩いていました。
見たことがある方も多いと思いますが、潮が被るような堤防やテトラポッドでは、このように牡蠣などの貝が付着していることもしばしば。
この日、堤防の段差を降りた時、サクッというような変な感触が足にありました。
小さな痛みから足を見ると、左足首から下が血まみれになっていました。牡蠣で足を切ってしまったのだと気付きましたが、小学生の私はパニックでした。
泣きながら「バンドエイド!!」と叫び、友人の家に連れていかれ、傷が深かったため病院へ運ばれ治療が始まりました。診断の結果、足を2針縫う全治1カ月のケガとなりました。
足元の装備は大事
原因は言うまでもなく、ビーチサンダルという不適切な装備でした。靴ならば切ることのない位置のケガです。足元の装備が不十分であったために、結果として足を2針縫うというケガをしてしまいました。ですが、はっきり言ってこんなケガは軽傷です。
このケガ以降、慣れた堤防、たとえ夏場であったとしても、絶対に靴で釣りに行くようにしています。滑りやすい磯やテトラポットなどであれば、フェルトスパイクシューズを履くこともあります。
SNSでは様々な事例も
釣り場やSNSでは様々なケガや事故の話を聞くことができます。
例えば
・足をぶつけて爪が割れてしまった。
・磯で滑って転倒し、歯を折ってしまった。
・離島で足を滑らせて転落。骨折の痛みに耐えながら次の日まで船の迎えを待つことに……。
・ 死亡事故でニュースになった。
あげればきりがないほどです。
これら恐ろしい事故も、足元の装備を整えるだけで防ぐことができたのかもしれません。
どんなに大漁であっても、大物をキャッチできたとしても、大けがをしてしまってはその日の釣りが台無しになってしまいます。釣りを最高の思い出にするためにも、安全装備として足元の装備も見直してみてはいかがでしょうか?皆様の釣りが少しでも楽しく安全になることを願っています。
<ヨウスケ/TSURINEWSライター>