一年にひと月だけ、ライセンス制度で楽しめるアキアジ(鮭)、今年も大盛況の中、プロテスターの実力を垣間見た二日間釣行をレポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター前島宣秀)
朝イチからヒット連発
朝六時に出船の今回お世話になった第八平成丸は出船。今回は、アキアジ初挑戦のダイワフィールドテスターの福田さん、足寄から毎週のように道東に通うめぐみさんを含めて8名での出船となった。また、毎年通っていると馴染みの名古屋の刈谷さんも乗船、今回のポイントであるルシャ手前のポイントまで40分釣り談義で盛り上がった。
エンジン音が緩くなり、ポイントに着くと直ぐに底反応、水深は110mラインであった。開始間もなく、初ヒットは福田テスター、さすがにプロテスターも頷ける。
一通り釣り方の説明をするとアカムツ釣りとほぼ同じとの事で、ダイワでこの人の右に出る者はいないと言われるアカムツ名手にかかればアキアジもたまったものではではない。
福田さんのタックルと誘い方
福田テスターは自らプロデュースした極鋭中深場205SFとシーボーグ400LJ、筆者はDEEP ZONE150-180にシーボーグ400Jで後を追った。
アキアジでのこの釣り方、瀬川船長よりご教授いただいたものを応用、またアカムツ釣りを教えて頂いた福田テスターのお二人の師匠の技をアレンジしたものだが、直ぐに自分のスタイルに応用してヒット連発する所は脱帽である。一番上手な人に一番感度の良い竿と軽いリール、当然の結果であり今後の参考に技を盗んでいた。
誘い方
ゼロテンションからゆっくり誘い、ゆっくりと誘い下げる、ただこれだけだけど、その誘い方は一見の価値がある。
また、魚がかかった時の竿のしなり方がこの竿はとても美しい。釣行二日間、連日定数達成した事はもちろんだが、アキアジの新しい釣り方の提案が産まれたような今回の釣行であった。
<前島宣秀/TSURINEWSライター>