9月に入り、幾分気温は下がってきました。しかしながら海水温が高く、厳しい状況は続いております。その中でも今回は、良型のマゴチをゲットできました。
（アイキャッチ画像提供：TSURINEWSライター・須藤雄飛）
朝のサーフ釣行
エリアの釣果は相変わらず渋いです。県央や県北でもフラットフィッシュはそこそこに、シーバスやシロギスの釣果も少しです。4：05釣行開始。日の出の時間も遅くなってきたため、少しのんびりしたエントリーです。5時過ぎの日の出より先に、釣れても良いよと思いながら釣りを始めます。
この週は風が強く荒れた日が多かったせいか、砂が手前に押し寄せていて手前がものすごく浅くなっていました。あまり変化が無いサーフなので、パッと見まわしても離岸流も目視できず、いつも通り周りよりも掘れているポイントで始めます。手前にはベイトの気配なし、遠投で沖を狙います。
当日の釣り場の様子（提供：TSURINEWSライター・須藤雄飛）当日の天候と使用タックル
天候：晴れ
潮汐：長潮
風速：エントリー時体感2メートル程度
ロッド：Foojin’RS BELUGA（フウジンRSベルーガ） 105MH
リール：20ツインパワー 4000XG
ライン：SHIMANO ピットブル8 1.2号
リーダー：国産フロロ5号
ヒットルアー：かっ飛び棒130BR（レンズキャンディーグローベリー）
当日はほぼ凪の状況
「タイドグラフBI」によると釣り場の風速はなんと6メートル以上。前日から北上していた台風11号が、思ったより威力が小さかったようです。結構誤差があるのですが、そよ風程度で凪に近かったです。
釣り場が少し離れている人程度ならば、危険な状況なら断念することも大事ですが、一度現地に行って確認することをおすすめします。
膝下までウェーディング気味に入水
波の様子に気を付けながら、浅いところは切っていきます。ウェーディングする際は、エイに気を付けてすり足が鉄則です。私は何度も、大型のアカエイを足元で目にしています。
良型マゴチを手中
こういった凪の状況では、沖のブレイクラインを攻めるのが鉄則です。遠投に向いてシャローでもスローに巻ける、かっ飛び棒をセレクトします。
投げ続けること30分程度。ブレイクラインより少し手前でガツンとひったくるようなアタリ。一瞬軽くなり、バレたかと思いましたがドラグが勢いよく放出。何とかランディングさせましたが、背中に針がかかっていました。60センチ弱の立派なマゴチでした！8月は釣果が渋かったのでとてもうれしいです。
60cmクラスのマゴチをゲット（提供：TSURINEWSライター・須藤雄飛）その後はポイント移動するも不発
水面に魚が跳ねたり、ざわざわしたりといった活性が高いような状況は相変わらず見えません。地合いが長く続くと信じ投げ続けます。
沖に投げて巻いてきていると、体力もいるし手返しが悪くなってきます。比較的近くに魚がいないかと、動きがあるミノーで魚のスイッチを入れる作戦に出ますが、これでも魚からの反応は得られず。午前中から、買い物や用事もあったため、7:35に納竿となりました。
釣果が出て満足の釣行に
久しぶりにフラットフィッシュの釣果が出て大満足の一日でした。マゴチの胃袋からはカタクチイワシが数尾入っていましたし、少しずつヒラメなども戻ってくることでしょう！
＜須藤雄飛／TSURINEWSライター＞
