9月とはいえまだまだ暑いが、夜は秋の虫が唄い始める季節となった。これから徐々に暑さも和らぎ、レジャーシーズン到来となるが、そうなると忘れてならないのがデートフィッシングだ。
実にけしかん!と言いたい所だが、釣りが幸せに貢献出来るのなら筆者もこの記事を書く意味もある。しかし、この楽しいデートフィッシングも調子に乗って彼女に良い所を見せようとしたり、必要以上に気を緩めると十中八九失敗する。言わずもがなだが、筆者も経験済だ。
そこで今回は釣りでもっと幸せになってほしいと願いつつ、デートフィッシングで彼女に嫌われるドン引き行為を取り上げてみたい。※これはあくまで筆者の経験を元に記事にしています。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)
ムードもかき消すドン引き行為5選
楽しいデートフィッシングも調子に乗って彼女に良い所を見せようとしたり、必要以上に気を緩めると十中八九失敗する。筆者の経験を元に、NG行為を紹介しよう。
教え魔
良かれと思ってやってる事に水を挿す訳ではないが、これは自己満足でしかない。あれやこれやとまさに手取り足取りの熱血指導。あげくどうして言う通りにできないんだ!と怒り出す。楽しむ事を忘れたこんな男とは二度と釣りに行きたくないだろう。
彼女を無視して釣る
目の前に魚のボイルや群れが寄って来ればテンションが上がり、彼女どころではない!そんな釣り人がいる。本当の釣り好きなんだと個人的には好きだが、これを彼女の前で見せてしまうと終わりだ。魚に負けたと思われ、嫌われてしまう。彼女に釣らせてあげるくらいの余裕がほしいものだ。
隣のアングラーとモメる
最悪のケースがこれだ。彼女に良い所を見せたいあまりに気が大きくなり、隣の釣り人や周りの釣り人とモメるケースだ。ゴミでも忘れて行こうものなら追いかけて注意してみたりと、正しい行為であったとしても過剰な注意はするべきではない。ケンカや言い争いになればその日は台無しだ。一歩引いて、広い心で釣りを楽しみたい。
寝る
彼女のために早起きして事前に準備をしたのだから、疲れが一気にやってくるのも無理はない。しかし、熟睡するのはだめだ。揺すっても起きないなんてありえないし、彼女はどうしたらいいかわからない。例え釣りに慣れていたとしても、1人で黙々と釣らせてよいものか?2人で楽しむための釣りだという事を忘れてはいけない。
釣りの話しかしない
せっかく2人で釣りに来たのに、話題が釣りの事ばかりでは寂し過ぎる。仕掛けがどうとか、水の流れがどうかとか、エサはこっちの方がいいとか、釣りに来てるのだからある程度は仕方ないが、ヒートアップしてはいけない。色々話せる方がきっとお互い楽しいはずだ。
マナーも守る 彼女も守る
いかがだっただろうか。ドン引き行為は筆者も当てはまる事があったので、あまり大きな事は言えないが、何となくわかっていただけたのではないだろうか。釣り人は常に紳士でなくてはならないのだ。それは彼女だけでなく、人や魚、環境、全てにおいて模範となれるようでなくてはいけない。釣り人たるもの、常に紳士的な心を忘れてはならないのだ。
釣りに危険はつきもの
最後はやはり釣りの安全性について触れておきたい。自然相手の遊びである以上、釣りに危険はつきものだからだ。釣りにも色々あるが、その中でもルアーフィッシングは生き餌も使わず、女性でも手軽に始めやすい。まさにデートフィッシングにはもってこいの釣りだが、その反面、フック(針)やバイブレーション(鉛の塊)など、刺さったり、ぶつかったりすると大けがをする危険なものもある。
その他の釣りでも、針が指に刺さるとやはり危険だ。また、毒を持つ魚が釣れたりもするので、キャストを含め、十分に気を付けて釣りをしていただきたい。デートフィッシングは、いつもと違った景色の中でのんびりと楽しむのが理想だ。マナーと安全に配慮し、ぜひ思い出の一時を過ごしてもらいたい。
<宮坂剛志/TSURINEWSライター>