8月26日、子どもたちと夏休みのファイナルイベントとして、愛知県・知多沖のキスを狙った。短時間ファミリーフィッシングを、釣り船オーキッドで堪能してきたのでレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 中里和也)
親子でボート釣りデビュー
夏休み終盤。8月26日の午前6時から、子どもたちと夏休みファイナルイベントとして、初ボート&釣り体験をしようとM家親子(父+小学生姉妹)と、釣友のN家親子(父+小学生姉弟)の6人で愛知県・知多沖へキスを狙って出船した。
元々は子どもからのハゼ釣りリクエストだったが、せっかくの夏休み、普段とは違う釣りに挑戦させてみたい。悩んだ末「そうだ!ボートフィッシングならきっとテンション爆上がり間違いない!」と、釣りパパ友にも話を持ちかけてみたところ、2つ返事で話はまとまり、即実行に移すことになったのだ。
親子ボートフィッシングのポイント
しかし、子どもにとっては初めてのボートフィッシング。「また行きたい」と言ってもらえる体験にするために次のことに気を付けた。
船酔い&トイレ問題
普段から車酔いする娘は心配でしかない。前日からの体調管理と乗船前の酔い止めは必須だ。さらに海上での快適なトイレの存在はリピートしたいと思わせられるかどうかの重要ポイントだ。
子どものペースで釣りができること
子どもの集中力が短いことを考慮すると、最初は短時間の乗船で試し徐々に時間を延ばしていけるのが理想だ。さらに言うと、子どもが粘りたい場面では時間を取り、飽きたら移動。必要ならおやつタイムも取りたい。
この2点をクリアし、船釣りの魅力も伝えられる遊漁船を探していたところ、理想的なチャーター船を見つけたのでレポートしたい。お世話になったのは、知多から出船している釣船オーキッド。
釣船オーキッドでボートフィッシィング
さて当日は、快晴。朝は27度と快適な気温で穏やかな釣り日和となった。ボートに乗れるとあって子どもたちもちゃんと早起きし、5時45分には港に集合。
船長の「レッツゴー!」のかけ声に、子どもたちも元気よく応え午前6時に出船。
念のため酔い止めは飲んだが、波も穏やかで一番の懸念事項だった船酔いもクリア。ポイントに到着すると、船長が子どもたちの仕掛けにムシエサを順番に取り付けてくれ、順次投入…したそばから「釣れた!」、「こっちも~」と爆釣モードで、釣り方のレクチャーどころではない。
途中小ダイの猛攻に邪魔されながらも、20cmのキスを筆頭にコンスタントに釣れ上がってくる。
エサ付けや魚の回収は船長にお任せし、ここでパパたちも釣りに参戦。晩ご飯用のキスを追加したり、マゴチを狙ってみたり、つかの間の釣りを楽しんだ。
最終釣果
今回、3時間ファミリーフィッシングコースで大人1人五千円。小学生以下は無料なので、乗船料は2家族で1万円ぽっきりだ。これで、キス50匹オーバー、小ダイ多数、他ハゼ数匹。
子どもたちはこれでもまだまだ釣り足りない様子で、リピートリクエスト必至のボートフィッシングとなったようだ。
<週刊つりニュース中部版 中里和也/TSURINEWS編>