8月27日(日)、東京湾金沢八景(漁港内)の忠彦丸で、年に一度のビッグイベント『忠彦丸シロギス釣り大会』が開催された。当日は224人が参加。10隻に分乗し、シロギス1尾の全長(各船横取制)で競った結果、26.5cmを釣り上げた平岡純一さん(川越市)が見事優勝を果たした。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 岩下)
ダブルヒット交じりで数を伸ばす
左舷8番の植木裕視さん(中野区)は、慣れた手つきで一荷を交えて数を伸ばしている。
キスをダブルでキャッチ(提供:週刊つりニュース関東版 岩下)右舷4~6番は会社の釣り部で参加とのことで、6番に座るリーダーの橋本安史さん(八潮市)は、胴突き仕掛けで4尾目をキャッチ。
キス釣り大会でキャッチ(提供:週刊つりニュース関東版 岩下)4番の吉川明子さん(大田区)はマダコ釣りが大好きで、小さいころは知多半島で投げキスをしていたという。エサ付けも手慣れたもので、一荷も交えて本命を取り込んでいる。そして、その隣5番の本堂和子さん(大田区)も3尾目をキャッチ。
釣り大会でキス手中(提供:週刊つりニュース関東版 岩下)船内でオマツリがあると、仲乗りの斉田一洋船長が迅速にフォロー。釣れていない人には、適宜レクチャーも施す。
全員が型を見た10時40分ごろ、船長は中の瀬の南側へ大きく移動。しかし、魚影が薄いと感じるや否やすぐに北上する。
25cm級ジャンボサイズの姿も
右舷10番の松本幸代さん(稲城市)は、テンヤマダイが大好き。
久しぶりの釣りでゲット(提供:週刊つりニュース関東版 岩下)コロナ禍で自粛していたが、今大会を機会に解禁し、右隣に夫の竜典さんと左隣に友人の元吉智宏さん(府中市)と3人で参加。3人ともツ抜けを達成し、コンスタントに数を伸ばしていた。
キスをダブルで確保(提供:週刊つりニュース関東版 岩下)11時15分、全船がフリーで動けるようになると、各船長は大型キス実績のポイントへ散っていく。和希船長は北上し、本牧南沖の運河周りへ。すると、左舷3番の坊迫隆志さん(磯子区)が25cmのジャンボ手中。
25cm良型キス手中(提供:週刊つりニュース関東版 岩下)右舷大ドモの矢田章さんも24.5cmを釣り上げた。最後の流しで再び坊迫さんがジャンボを取り込んだが、24cm止まりと更新はならず。13時にストップフィッシングとなった。
良型キスゲット(提供:週刊つりニュース関東版 岩下)3号船の釣果は最大25cmで4~31尾。竿頭は橋本さんだった。

