都市河川でのナイトシーバス釣行で60cm頭に本命2尾キャッチ【愛知・新川】

都市河川でのナイトシーバス釣行で60cm頭に本命2尾キャッチ【愛知・新川】

8月上旬、愛知県清須市の新川へ、ナイトリバーシーバスを狙いに出かけた。今回は自信のある釣り方で1匹目を、2匹目はその釣り方とは真逆のメソッドで挑み良型シーバスをキャッチすることができた。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・戸田英明)

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ショア ソルトルアー

新川でルアーシーバス釣り

現地に到着したのは午後9時ごろ。この日は午後8時27分が満潮で、下げ潮に転じる大潮回りだった。

ルアーはジグヘッドリグで、エコギア熟成アクア活メバルミノー1.6inのパールシラス夜光とデコイデルタマジックSV‐51 2.5gの組み合わせだ。

エントリーしたのは新川に架かる県道126号の橋周辺。街灯の明暗にアップキャストして、護岸と並行にスローリトリーブしてみた。

すると川の流れと下げ潮が同調して、素直ながらも思ったより速く流れている感じだ。次に橋脚周辺の明暗を探るが反応はない。上流へ歩きながら橋脚や水門周辺、リバーチャネルを探っていくうちに、新川大橋周辺の明暗部に小規模だがハクの群れが確認できた。

 

ジグヘッドリグで55cmシーバス

コースを外さないように丁寧にアップにキャストし、イトフケを回収する感じで流れに乗せてスローに探っていると、ラインがピンと張って手元に重みが乗った。フッキングが決まりファイトに持ち込むと、その場で首を振る感覚がある。

そして一気に沖へ走り、ラインが出ていく。ナマズかコイがヒットしたのかと思いながらリールを巻いていると、いきなり水面でエラ洗いを見せた。良型のシーバスだ。

次は護岸沿いを走るので、少し沖へと魚を誘導してランディング体勢に入る。ネットに収まったのは55cmのシーバス。笑顔が込み上げた。フィールドに通って自信のある釣り方でキャッチしたうれしい1匹だった。

都市河川でのナイトシーバス釣行で60cm頭に本命2尾キャッチ【愛知・新川】1匹目のシーバスは55cm(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸田英明)

良型60cmシーバスを追加

そして次の1匹を狙うにあたり、新たな釣り方の模索のためにタックルをベイトにチェンジ。ラインはPEライン4号、リーダー40lb、ルアーはロンジンウエイキーブー86のドチャートマット。先ほどとは真逆の強波動のウエイク系ルアーとパワータックルの組み合わせだ。

新川大橋より上流に立ち、橋脚の基礎の5~6cmの隙間を狙ってみた。川の流れとルアーが受ける水流を計算して、ルアーを橋の中央までキャストしてスローに引いてくると、流れに乗り橋脚に徐々に近づいていった。

そして狙い通り隙間に入り橋脚の側面を擦るように引いていくと、橋脚を抜けた瞬間に大きな水柱が立った。

橋脚にラインが巻かれないよう全力でラインを巻き、アワセを入れてファイトに持ち込む。パワータックルで走りを止め橋脚から引き離すと、水面でエラ洗いを【」何度も見せる。その姿から先ほどのサイズか、それ以上だと分かった。

頃合いを見て一気に寄せてランディングしたのは、体高のあるグッドコンディションの60cmのシーバス。思わずガッツポーズが出た。これまでの新川で自分にはなかった釣り方でキャッチした1匹は一段とうれしかった。

都市河川でのナイトシーバス釣行で60cm頭に本命2尾キャッチ【愛知・新川】ウエイキーブー86で60cm(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸田英明)

その後は反応なく、午後11時すぎにストップフィッシングとした。今回は良型シーバス2匹キャッチすることができ、満足の釣行だった。

まだまだ暑い日が続くが、こまめに水分補給をしてシーバスとの出会いを求めて出かけてみてはいかがだろうか。

<週刊つりニュース中部版APC・戸田英明/TSURINEWS編>

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新川
この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年9月1日号に掲載された記事を再編集したものになります。