8月11日、滋賀県の琵琶湖にハスを狙って釣行してきた。当日はハスの姿を発見するも口を使わず、ポイント移動を繰り返す展開。それでも、夕方の時合で連続ヒットに持ち込めた釣行の模様をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・松田久史)
琵琶湖でルアーハス釣り
釣友と愛知県を出発したのが午後1時半。2時半に琵琶湖の東岸へ到着した。前回は夕マヅメしか釣れなかったので、明るいうちにキャッチして早く帰りたいところだ。
このところ雨も降っていないため渇水が予想される上、日も高いのでまずは河川内を狙ってみる。幸い小アユ釣りの釣り人が多数いるため、ベイトの存在は確実だ。
上からのぞいてみると、いるわいるわ。小アユにハス、ニゴイがワラワラと群れている。水深はくるぶし程度しかない。
見えハスは釣れず
シャローではバチャバチャ捕食活動にいそしむハス。ということで小さめのミノーをチョイ投げして引いてみるが、ハスたちは見向きもしない。しばらくルアーチェンジを繰り返してみるが、釣友が一度バラしたのみ。
見える魚は釣れないとはよく言ったものだが、まさしくその通りなので移動を決めた。細かな流れ込みのチェックだ。
1つ1つ確認していくが、水量がなく大半は流れが途切れてしまっている。移動を繰り返し、前回ハスをキャッチした湖西の浜まで来てしまった。
ようやく釣友にヒット
時刻は午後5時。しかし車が1台も止まっていない。ベイトの姿もない。ここは近くの流入河川の流れ込みを見に行くと、ここでも途切れてしまい本湖へ注いでいないではないか。
釣友の「生命反応ゼロだね。移動しよう」とのひと言で移動を決断。日没まであと1時間半。再度湖東側まで移動する。30分ほどかけて6時に到着。小アユ釣りの人が1人。ハス狙いとおぼしきルアーマンの姿もある。時間もないのでここで粘るしかない。
かすかに水面がざわつくなか、キャスト開始。すると開始早々釣友にヒット。25cmのハスだ。ヒットルアーはレイブン37S(オレ金)。