海には雑魚(ザコ)と呼ばれる魚がいる。フグやベラやスズメダイやチャリコなど、日中にエサをとりの悪さをするやつだ。ルアーフィッシングでも避けられないターゲットで、ただルアーを削るだけでなく、たまにラインを切ったりもするので侮れない。が、当たり前だがこいつらも魚であって、あえてターゲットとするなら「雑魚ゲーム」を楽しむこともできる。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
思わぬ「外道」襲来に注意
雑魚を狙っておいて「外道」とは何か、という話だが、本当ならば本命としてとりたいような魚がきてしまうこともある。外道上等でその準備もしておきたい。ちょっとマシなものでいえばメッキや、エソあたりだ(どちらもまあまあいい引きをする)。
エステルラインでは抜ききれない魚がきたりすると厄介なので、そのような外道襲来の可能性があるところならば、あるいはタモを持っておくかPEラインを使うことである。
魚の引きを楽しもう
どんな釣りをしていても魚の引きで竿が曲がったり、ドラグが鳴ったりすると嬉しいものである。雑魚ゲームはその最たるものと言えよう。
クサフグは毒があるのでもちろん、その他のターゲットも決して食用に適すものではないので、雑魚ゲームでは魚の種類にこだわってはいけない。引きを味わうだけだ。
ただ、メバルやカサゴがくれば嬉しい。また夏時期はカサゴはイージーモードに突入する時間帯があるので、堪能するといいだろう。
<井上海生/TSURINEWSライター>