子連れ&手ぶらで楽しむサビキ釣りでアジ・サバ手中【福岡・日明海峡公園】

子連れ&手ぶらで楽しむサビキ釣りでアジ・サバ手中【福岡・日明海峡公園】

7月後半に休暇で北九州に向かい、短時間ではあるが、姪っ子二人を連れて、日明海峡釣り公園でサビキ釣りをした。手ぶらだったため、釣り場の近くの釣具店でちょい投げセットを購入。姪っ子たちは釣りをするのが初めてとのこと。今回はその模様をお伝えしよう。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・中山祐司)

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中山祐司

中山祐司・なかやまゆうじ・65歳・東京都出身。定年を迎え渓流釣りに没頭中。狙いは源流岩魚です。古い船舶免許の活用チャンスも伺ってます。海も大好きな欲張り人間です。

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海釣り施設 海釣り公園

小アジがお目見え

カゴウキ12号誘導仕掛けに小アジ用7号サビキをセット下カゴにアミチューブを入れる。4度目竿下3m程の所でアタリが出た。小アジが上鉤に1匹付いている。15cm程だ。リールの巻き方さえおぼつかない彼女たちに笑い声が戻った。

子連れ&手ぶらで楽しむサビキ釣りでアジ・サバ手中【福岡・日明海峡公園】小アジをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・中山祐司)

その後30分程で3匹を追加したが、全て1匹掛けで追い食いは無くバラシも多くなってきた。すると陽が傾きかける頃、竿の下をアカエイが泳いでいった。大はしゃぎである。

TVとは違う生の迫力は桟橋をエイを追いかけ走って行く有り様だ。周りの釣り人には申し訳なかった次第である。

大物ヒットも

潮止まりが近づく頃大物が私の竿をひったくる様にサビキごともぎ取っていった。サゴシかも知れない。周りのショアーのルアーアングラーもキャストの回数が増え出した。

20cm超えのサバ顔出し

すると彼女達の竿が曲がった。大声の中取り込んだのは20cm超えのサバ。鉤に掛かった魚を手に掴む事など到底出来ない二人は仕掛けのままバケツに放り込んでしまった。苦笑いである。小さなビギナーズラックは夏の思い出になったであろうか?

子連れ&手ぶらで楽しむサビキ釣りでアジ・サバ手中【福岡・日明海峡公園】20cm超えのサバが掛かる(提供:TSURINEWSライター・中山祐司)

日没後はルアーを試すも不発

夜になり月明かりを頼りにルアーをセット。間に合わせのタックルで釣りを開始した。ジェット天秤8号にリーダはナイロン3号を60cm程ビミニツイストし安価な9cmミノーをセットしてみた。練習の成果か彼女達のルアーは真っ直ぐ飛んでいる。

桟橋は投釣りは禁止なので、駐車場前の護岸からの釣りである。セイゴでも来ればと思い、スローでアクションを繰り返して見るが、反応はイマイチである。

夜釣りはボウズ

この場所は街灯がなく、小魚が寄らない。足元のライトは必携だが、今回は月明かりに助けられている。沖行く航海灯を眺めながらの釣りである。ルアーは二人に任せもう一本の竿にはキス用の2本鉤仕掛で投込んでみた。

仕掛けにケミホタルは持ち合わせていないが、アナゴでもと釣り欲がでる。エサはパワーイソメを使ってみた。これで真冬の門司港でダルマ虎魚を釣った思い出がある。アタリも無いまま30分程経った頃、お腹が空いたと言う彼女達の声に躊躇なく納竿。怪我も無く釣りを終えた。

短時間でも釣りを楽しめた

短時間の釣りであったが楽しいひとときであった。北九州の魚影の濃さも改めて感じることが出来た。猛暑の日々だが朝夕のまずめ時潮が合えば良い釣果に恵まれそうである。

本格的な釣り人はアジの活餌でヒラメ、夜釣りのチヌを狙っていた。桟橋の先端で青物を狙ってルアーアングラーが後をたたない様である。

閉場時間の係員さんの巡回は、フレンドリーな対応で気持ち良く竿をたたむことができ、安全対策も整っている釣り公園であった。

子連れ&手ぶらで楽しむサビキ釣りでアジ・サバ手中【福岡・日明海峡公園】当日の釣果(提供:TSURINEWSライター・中山祐司)

釣り場アクセス

JR小倉駅よりタクシー西港日明海峡釣り公園へ約15分
車利用は北九州都市高速2号
日明出口より5分程
詳細はHPへ
夏場開場はAM6:00〜PM21:00

<中山祐司/TSURINEWSライター>

▼この釣り場について
日明・海峡釣り公園