各地で海水浴場がオープンして、シロギスの投げ釣りキャスターにとっては釣り場選択に頭が痛い時期になった。そこで7月中旬、前回シロギスがよく釣れた清水港内の袖師埠頭へ釣行してきた。当日は22cm頭に14尾の釣果となった釣行の様子をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・諸伏健一郎)
袖師埠頭でシロギス釣り
各地で海水浴場がオープン、シロギスの投げ釣りキャスターにとっては釣り場選択に頭が痛い時期になった。砂浜からが無理だと、釣りができるのは大きい港や磯場周辺。
そこで7月18日(火)、午後から藤枝で用事があったので、少し早めに自宅を出発して清水港へ。目指した先は、前回釣行でよく釣れた清水港内の袖師埠頭。
当日のタックル
9時前に到着。地元の人が数人、サビキ釣りをしている。当日のタックルは、並継ぎ投げ竿CXに、投げ専用スピニングリールの組み合わせ。ミチイトPEライン0.8号に自作のテーパーチカライトをつなぐ。
L型固定天ビン27号で、ハリはキツネ型6号の4本仕掛け。ハリスに夜光玉を付けたアピール仕様にした。エサは少量余っていた、前回の残りのジャリメを使用したが、あとで後悔することになるとは・・。
置き竿で15cm本命ダブル
この場所はゴミが多く沈んでいるため根掛かりが多いが、そのぶんキスの型はいい。ポイントはかなり遠くて6色前後。ゴミや船からの落下物があるので、サビくのではなく、基本的には置き竿で狙う。
9時、第1投を6色に投入。竿を竿立てに立てる間もなく、竿先を震わせる数回のアタリ。巻き上げるとかなりの重さがあり、海中から姿を現したのは15cm級の本命2尾とヒイラギ1尾。これは幸先がいい。
2投目は、多少力を抜いて4色の投入。これも着底してすぐに竿先が揺れたが、今度はヒイラギの3連。これで当日のポイントは6色前後と決め、3投目からは遠投に切り替える。
6色狙って20cm超本命ダブル
正面の6色に投入して竿立てに立てかけると、竿尻を浮かす強烈なアタリ。竿がヤジロベー状態になっている。ハリ掛かりを確信して巻き上げ始めると、途中でブルブルと引き込みが伝わってきた。ヒイラギではなさそうだ。
海面を覗き込むと、細長く白い魚体が見えてきた。しかもデカイ。落とさないように抜き上げると、20cm超の本命2尾とピンギスのトリプル。その後も投入のたびに何かしらのアタリがあり、型のいいキスとヒイラギが次々と釣れる。