夏、丸一日の外遊びに釣りは最高の選択肢と言えるだろう。日中の五目釣りも、暑さが少し緩む夕方から3時間ほどのナイトゲームでの数釣りにも、それぞれ面白さがある。今回は夏の一日を、丸ごと釣りに費やすとすればどんな立ち回りが最適か紹介していきたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
もっと楽しくなるワンポイント「メタルジグ単」
日中の釣り、そして夜の釣りでも、アタリの数を増やすためにはマイクロメタルジグを持っておきたい。メタルは歯のある雑魚の攻撃にも強いし、ちょっとした工夫をすることで魚が圧倒的に釣りやすくなる。その工夫とは、「トレーラーワーム」の装着である。
メタルジグを一本バリにして、ハリにワームを装着するだけ。メタルジグのフラッシングと、ワームのナチュラルな誘いの相乗効果で、魚の食いが非常に良くなる。サバには特に効果的だ。
手前でなく、ちょっと遠投した先にサバがボイルしているときにも、メタルジグならば飛距離を稼いで、群れに直撃させられる。
体力的にも負担を減らそう
以上が夏の丸一日のライトゲームプランである。まとめて言えば、「日中はカサゴ、夜は様子見しながらチヌやシーバスの大物か、引き続きカサゴを狙うといい」という感じだ。アタリが出ない時間の沈黙を切り裂くのは、「メタルジグ単」、これもマストかもしれない。
筆者は上述のように、夕マヅメ、まあ、ちょい前くらいからのエントリーをおすすめしたい。日差しに照り返す海を飽きない程度に眺めながら、ばっちり釣果も得つつ、疲れすぎない程度に体力を残しながら一日を愉しむことができる。
<井上海生/TSURINEWSライター>