福岡県糸島市の加布里漁港から出船している達喜丸で、今シーズン初の夜焚きイカに行ってきた。当日はパラソル級のケンサキイカも混じりつつ好釣果を得られ、友人にはイカタイ仕掛けで70cmマダイもヒットした。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・宮崎勝)
イカタイ仕掛けに70cmマダイ
残り時間1時間ほどのタイミングで釣れたイカをマダイやフグに食いちぎられる人がちらほら出てきた。こうなるとせっかく釣れてるイカが台無しになるので友人にジギングタックルを託し、「イカタイ仕掛け」をセットして釣れたイカをエサにマダイを狙ってもらうことにした(別の釣りをする際は必ず船長に確認をとるように)。
底から10mほど巻き上げたところで仕掛けを止めてアタリを待つ。ものの数分でサオ先に明らかなアタリ!しっかりと食い込むまでじっと耐え、ドラグが出るくらい走りだしてからアワセを入れた。サオの動き(たたき方)からすぐにマダイだと分かった。友人も「肩が痛い」と悲鳴を上げながら必死に巻き上げて無事にネットイン。70cmを超える立派なマダイに船内が盛り上がった。
同船されていた常連さんも同じく良型のマダイを釣り上げ、おかげでその後釣れたイカを食いちぎられることなく気持ちよく納竿の時間を迎えられた。
ナイトでも好乗り
夜焚きイカは、初めての人には夜だし、挑戦しづらく感じるかもしれないが実際はそんなことはなく、初めてでも楽しめる釣り。なお、同船では事前に連絡していればレンタルタックルも用意してくれる(有料)のでお勧め。
釣れたケンサキイカは刺し身で食べたが甘みが強く、ほんとにおいしい!シーズンは8月中旬くらいまで、ぜひ挑戦してほしい。
<週刊つりニュース西部版APC・宮崎勝太/TSURINEWS編>