新潟市西蒲区間瀬にある、光海丸さんでは、タラやヒラメ、アカムツやアラと言った魚で有名。そのサイズが大きく、1kgをはじめ1.5kg、2kg近くのサイズも出るという話です。この日は6月の半ば、アカムツ釣りは下火傾向にありますが、この日は色々な魚種等が狙える沖五目釣り。沖メバルを始め、タラにアラ、カレイ、ホッケ、青物、アカムツ、過去にはイシナギなども釣れています。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・荒木清)
光海丸で沖五目釣り
船長曰く「光海丸でのアカムツ釣りは、レギュラーサイズが釣れると大きいサイズですが、釣れない事もあるので、ギャンブルです。」と話します。
沖五目釣りでは、餌釣りとルアー釣りの方が一緒に同船が可能です。お客さん同士の糸がらみを防ぐため、席が分かれています。比較的ルアー釣りがトモ側、餌釣りがミヨシ側あたりです。
餌釣りでは、胴付き仕掛けでオモリは200号。ルアー釣りは230~300gを使います。餌釣りの場合は、針数が多い方が有利と船長さんは話します。
現地の様子
太平洋側では台風が通過する中、朝は結構な雨で、降ったりやんだりしています。潮は中潮。AM5:38干潮。AM11:47あたりが満潮です。10時過ぎになると、風が強くなり、波も少し立って船も揺れ始めます。
朝のうちは南西で、AM10:00から北の風が吹く予報が的中。ジグをやられていた方は、250gで少しジグが潮で飛ばされ、やりにくそうな感じでした。潮は場所により早かったり、遅かったりという状態で、早くなると時折、仕掛けを左右に引っ張られることがあります。
今回のセッティング
オモリ200号以外を使うときは、お客さんが少ない時や、船長に一度、確認することをおすすめ致します。光海丸さんでは、なるべくお客さん同士の糸がらみを減らすため、オモリを統一しているためです。ちなみに自分はライトが好きなので、オモリ以外はすべて、ライトになります。
餌のサバとホタルイカ付き
光海丸さんでは、餌のサバとホタルイカ2パックついてきます。しかもこのホタルイカ、太って身がしっかりしています。サバは丸々1本なので、サバをカットするナイフを持ってくることをおすすめ致します。
オモリと仕掛けはヘビー級
光海丸さんでは、オモリ200号(750g)を使います。この重さを使うのは、相模湾の釣り船富丸さんでのアカムツ釣り以来です。この重さになると手持ちではなく、ほぼ置き竿メインです。置き竿ですが、アクションや底取りはこまめにします。
オモリが重いので、アタリが取りづらいかと思う方もいらっしゃるかと思いますが、この重さでもアタリは取れます。富山湾みたいにライトの釣りとは違い、前アタリが取りづらいのが難点ですが、釣りは成立します。
沖メバル(ウスメバル)顔出し
ポイントにつきジグのお客さんが沖メバルを釣り上げた途端に、船のあちらこちらで竿が曲がります。自分が釣り上げたのはなんと!35cmの大型メバルです。その後も良型が次から次に釣れます。
ビックリしたのは、となりのジグのお客さんが40cm近いメバルを上げたときです。「これは嬉しいですね」とお客さんが話します。その後も入れ食い状態が続いてお客さんも笑顔です。
中央にいるメバルが40cmメバル。スルメイカや大型のサバもゲットしていました。