これから夏本番を迎え、ファミリーで釣りに出かける機会も多くなるだろう。お土産ゲットの為に、釣れる確率を少しでも上げてくれる集魚剤を使用するのも有効打になる。今回、強烈な集魚効果をもたらす摂餌剤が発売されたとのことで、実際にどれくらい釣果が上がるのか万年ボウズの筆者が使用してみた。
(アイキャッチ画像提供:Makoto Fishing)
いざ実釣
今回は首都圏からアクセスの良い、千葉県「新舞子サーフ」の夕マズメに臨みました。「新舞子サーフ」は遠浅なサーフで、実釣当日は風が強かったものの、高い波はなく、地形変化が少ないように感じました。
付近はセーリングをされている方もいるので、譲り合いの精神で、必ず人のいない所で竿を振りましょう。さっそく「クックックサイゼ!」で漬けたワームをヘッドに装着させました。
サーフのポイント探し
サーフでの釣りはポイント探しが命の釣りです。波打ち際を歩き、魚の溜まりやすい「離岸流」を探します。「離岸流」とは、波打ち際に押し寄せた波が沖へと強い力で払い出していく場所を指し、その付近は水深が深くなるため、小魚が集まりやすく、それを捕食する大型魚もうろうろしている可能性がある釣り人にとってはチャンスポイントなのです。
「離岸流」を目で見て見つけることは中々難しいのですが、他の波打ち際と比較し、「離岸流」がある波打ち際には貝殻や小石が多く溜まっているので、そこを見つけられると釣果につながりやすいです。
良型のシーバス顔出し
貝殻や小石が多く溜まっている付近でキャストを続けていると、かなり岸際で「グイッ」という感触と共に魚がヒットしました。波に合わせて慎重に岸に寄せると60cmオーバーのシーバスが釣れました。
目下10連敗中の筆者は、絶対にバラしたくないため、波が届かない場所まで引き上げた後、喜びを爆発させました。シーバスヒットまでに5~6投しましたが、ワームからはしっかりと「クックックサイゼ!」の匂いがついており、効力の持続力も確かめられました。これでボウズ卒業ですね。