台風で海が荒れる前に釣りを楽しもうと、三重県四日市市・磯津漁港へキス狙いで釣行してきた。悪天候下にも関わらず、コンスタントにアタリが続き、10~16cmのキスを12匹キープできた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)
コンスタントにアタリ続く
2投目も同じ方向へ投げ込んでさびいてくると、プルプルのアタリで少しサイズアップのキスをゲット。投げ込みを続けると、小型キスばかりだがコンスタントにヒットしてくるので楽しい♪
ここで黒い雲が広がり雨も降りだしてきた。まるでスコールだ。周りの釣り人とともに慌てて釣り具を片付けて車に避難する。しばらく車内で雨宿り。どんどん車の数も少なくなってしまった。
16cmキスがヒット
30分くらいで雨がやんできたが、吉崎海岸に2人、南堤には誰もいない。貸し切り状態の南堤で釣りを再開すると、南東の風が強くなり、波も高くなって海況は一変してしまった。向かい風で投げにくいので、20号のジェットテンビンにチェンジして投げ込む。波にミチイトがぶつかりアタリが取りにくい。
悪コンディションのなか、サオを堤防下に下げ風の抵抗をやわらげて待っていると、プルルンと明確なアタリで16cmのキスがヒット。荒れるなかでうれしい1匹だ。
吉崎海岸の釣り人2人も南堤に移動してきた。釣り人が増えたので少し心強い。コツコツのアタリにエサ取りかなとリールを巻くと、堤防釣りでは珍しいホウボウの赤ちゃんでビックリ。写真を撮ってすぐにリリースした。
最終釣果
台風前の投げ釣りを楽しみ、10~16cmのキスを12匹キープして午後4時すぎに納竿。これからは釣れた小型キスをエサにしてフラットフィッシュを狙っても面白そうだ。
<週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩/TSURINEWS編>
磯津漁港