三重県・志摩沖で良型クロムツを狙った。当日は、夏潮で二枚、三枚潮のポイントも多く、また風に波も加わり三重苦のなか、本命41cmクロムツ含め3匹をキープした。タフコンディションの中深海ジギング釣行をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・田中耕二)
良型クロムツ41cmキャッチ
そしてようやくボトムでバイト。フッキングが決まると、グングンと抵抗を感じる。同じタイミングでトモでも良いバイトがあったので、ハチビキかとも思ったが浮かせてくるとおとなしくなった。
これは良型クロムツだと確信して、長いリーリングを楽しみ41cmをキャッチ。本当にうれしい1匹だった。
何となくパターンが分かったので、すぐにジグを入れ、ボトムで静かに動かすとガツッとバイト。これもムツだろうと慎重に巻き上げて38cmを追加。
最終釣果
このまま量産と思うが、そう甘くなくハチビキが連続ヒット。ボトムに着くまでのフォールに食ったり、イトフケを取るために早巻きしているとガッと乗ったりしてくる。
そのハチビキは60cm級の丸太のようなサイズなので、ファイトは楽しいのだが君は呼んでいない。オレンジグローが好反応過ぎるのかと、ブルピンのドットグローに換装にしたところ、うまくクロムツを追加できたが、そのジグにもハチビキがヒット。最後の流しもハチビキがヒットしてしまった。
当日の最終釣果はクロムツ3匹とハチビキ4匹、ユメカサゴ1匹。
終始セミロングのジグを使っていたが、終盤はショート系にクロムツが反応していたように思えた。カラーではなくシルエットを変えるべきだったかもしれないが、その答え合わせは秋以降となるだろう。しばらくはマグロに熱い夏となりそうだ。
<週刊つりニュース中部版APC・田中耕二/TSURINEWS編>