先日は台風後の水潮を受けて、苦戦した。今回はそれからさらに一日後の、さすがに水潮の影響も抜けているかなという満月大潮。夕刻のアジングスタート、夜のメバルというプランを立てた。しかし引き続きの笹濁りと浮きゴミに苦しめられながら、なんとか、だった。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
当日の状況
大阪湾奥、6月2日は台風の吹き降りで海はめちゃくちゃ。その翌日の3日はとんでもない水潮で、木の幹が流れてくるレベル。笹濁り。私も2時間半ノーフィッシュで、最後にメバル辛勝という釣果だった。
その翌日の釣行をレポートする。アジングロッド一本。夕刻の回遊をちょろっとアジ、その後の時間はメバルを狙う計画だ。6.4ftアジングロッドのレングスで、アジメバルともに足元も探れる。ラインは最近何かと気に入っているPEライン0.1号。これで2魚種狙っていく。
アジスタートでシーバスバラシ
釣り場に到着して見ると、まだ水潮の雰囲気が残っているな、という感じがした。そんな予感はしていたが、アジは真水を嫌う雰囲気がないので、マヅメの食いだけなら来るんじゃないかと、リグをシェイク。
結果、アタリもなし。レンジは中層以下をキーとし、沖から足元まで丁寧に探ったがかすりもしなかった。ただ、ひとつだけシーバスが食ってきた。1.8inchのワームでふわ釣りしていると、リグを上にひったくっていって見事なエラ洗い。一撃で外されてしまった。
夜からメバル
あたりに闇の帳が下りると、メバルに切りかえる。前日も深夜に近い時間から釣ることができたので、大丈夫だろうと楽観していた。
注意すべきはレンジだ。水潮の影響が残る海では、さすがにメバルは表層に単純には浮いてこない。塩分濃度の違いで、エラ呼吸ができないからだろう。そこでレンジは、一応表層をチェックしたあとで(ちょっと何か触った)、表中層、中層と下げていく。このところ絶好調だったプラグは封印した。
先日の釣果からベイトフィッシュパターンと読めているので、ワームは2inchのバスワームでいく。これが奏功して、開始30分ほどで3尾出た。すべて中層以下だ。