先日は台風後の水潮を受けて、苦戦した。今回はそれからさらに一日後の、さすがに水潮の影響も抜けているかなという満月大潮。夕刻のアジングスタート、夜のメバルというプランを立てた。しかし引き続きの笹濁りと浮きゴミに苦しめられながら、なんとか、だった。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
オープン明暗で2尾追加
釣っていて鬱陶しいのが浮きゴミだ。どうしてもコーナーやキワに溜まっていて一回一回ひっかかり、溜息が出る。一級ポイントのキワが潰れているとメバルは確実にアタリが少なくなる。どうしようか?
ということで、いつもは何があってもキワにご執心の私が、早々にオープンウォーターに狙いを切り替えた。やや遠くの何かの光が当たっている明暗を意識しながら、0.8gのヘッドをペンデュラムでフルキャストして、ゼロカウントからゆーっくりスローリトリーブ。若干沈めながら魚のアタリを待つ作戦が的中。2尾追加できた。
この日は日曜日。昨日は寝不足だったため、21時で上がることにした。お疲れ様、自分。
連夜の神経戦でヘトヘトに
帰宅すると連夜の神経戦の疲れが押し寄せてきた。5月末まではフィーバー。台風と大量雨後ではここまで状況がかわるかと痛感した。これだから毎日同じような顔をしていても海は舐められたものではない。気軽に釣れないという精神状態も所作を悪循環にするような。
だが連日の釣行で、シーバスがようやく食い始めたのが印象に残った。前日に2尾、この日には1尾かけた。マイクロクルクルバチすぎてプラグに反応させられないのが難しいところだ。軽量ジグ単だと1本バリの分外れやすい。
次の満月周りは3週間くらい先だが、そこで勝負をかけて有休を消費し、3連続くらい晴れの日に釣行してやるか。必ず勝ってやる、と気負い立つ。ずっと釣っているのに不思議なもので、私は全然飽きることがないのだ。
<井上海生/TSURINEWSライター>
大阪湾奥