台風が接近している6月4日、三重県津市の町屋海岸へキス狙いで釣行した。今回の釣果は17cmを頭に116匹。前回よりかなりサイズアップしており、数型ともに満足できる釣果となった。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・横山准司)
町屋海岸で投げキス釣り
6月に入った。いよいよ梅雨のシーズンだ。毎年この時期になると、三重県の伊勢湾沿岸ではキスの数や型が良くなってくるが、今年は少し違うようだ。生育が悪いとはいえ、そのうち良くなると期待して時間の許す限りサーフからキスを釣りたくなる。キス釣り師の宿命だろうか。
私も同様で、台風が接近している6月4日、三重県津市の町屋海岸へ釣行した。
前日は大雨が降り、東海地方で水害が発生したようだ。伊勢湾沿岸も影響が出ているのではと思ったが、予報では波が高くなかったので出かけてみることにした。
当日の仕掛け
潮は大潮、満潮が午前5時10分、干潮が午前11時58分。下げからの釣りなので条件は良くない気がする。海の状況は分からないが、午前3時半ころに起床して家を出た。
現地には午前5時すぎに到着。すでに多くの車が止まっており、仲間も数人来ているようだ。護岸に上がって海岸を見渡すと、海は西からの微風のためベタナギ状態。良型は難しいかも。釣り座は実績のある一本松と呼ばれるポイントだ。
早々にキスダブル
準備を終え、1投目は4色半へ投入する。オモリの着水を確認し、仕掛けが絡まないように素早く手繰り寄せ、仕掛けがなじむのを待ってからゆっくり探り始める。
4色近辺でアタリが出た。思っていたより小さいが、アタリが出たのはうれしい限りだ。そのまま探り1色残して上げると、キスが2匹掛かってきた。前回の香良洲海岸より良さそうだ。