台風が接近している6月4日、三重県津市の町屋海岸へキス狙いで釣行した。今回の釣果は17cmを頭に116匹。前回よりかなりサイズアップしており、数型ともに満足できる釣果となった。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・横山准司)
3~4色で多点掛け連発
エサを付け替え、第2投はもう少し遠めの5色近辺に投入。探りを開始したところでアタリが出たが、やはり大きくないようだ。小刻みにアタリが出るので、近くに群れているようだ。1色残して回収すると、キスが4匹掛かってきた。どれも小型。数も期待ほどではなく、群れは大きくない。
3投目もキス4連。アタリが出る距離は4色のイトと3色のイトの範囲なので、4投目以降は範囲を絞って左右に振り分けて探る。これで5連6連と掛かるようになり、時折8連もあった。
潮が下げていくとアタリが少なくなると思っていたが、素バリを引くことはなく釣れ続く。時間の経過とともに東の風が吹き始めた。この浜は東に面しているため、東からの風が吹くと波が少し立つ。すると、良型キスの警戒心が薄れて釣れることが多い。
潮が止まり、上げ潮に変わった。東の風がさらに強くなってきた。キスの数が少なくなってきたので、帰りも考えて駐車場方向へ移動する。カルバートの右100mだ。
早速エサを付けて5色半へ投入、探りを開始すると4色近辺でアタリが出た。本日のアベレージサイズのキスだった。
最終釣果
潮の上がり方が早くなってきたのでサイズアップを期待したが、そのサイズのキスは釣れないまま午後1時半ごろに納竿とした。
釣果は17cmを頭に116匹。前回よりかなりサイズアップしており、数型ともに満足できる釣果となった。
型も群れのサイズもアップ傾向
今回釣行した感じでは、海藻のアマモがかなり切れているので、潮に流されてゴミが少なくなれば釣りやすくなるだろう。サイズも徐々に良くなっているし、群れも大きくなっているので、この先良い釣果が得られることを期待したい。
釣りや潮干狩りを楽しむ人が増えてくるので、安全を第一に楽しんでほしい。毎回同じことを言うが、自分で出したゴミは必ず持ち帰るように。熱中症対策も忘れずに。
<週刊つりニュース中部版APC・横山准司/TSURINEWS編>
町屋海岸