待望のキス顔出し
釣り座を少し基部方向に移動し、前方がダメなら左右に投げ分けてアタリを探っていく。置きザオにしてお茶を飲んでいると、サオ先がトントンと震えた。慌ててサオを手に取り追い食いを待つ。しかし反応がないのでリールを巻き上げると、小型だが待望のキスが上がってきた。
潮が動きだしたかと期待したが、パラパラと雨粒が当たりだした。雨具がないので心配したがすぐにやんで安心した。
ゲストにヌメリゴチやカレイも
遠投してゆっくりさびいてくると、手前でプルルンとアタリが出て良型キスをゲット。それからは遠投せずに近投して集中的に探っていくと、ピリピリアタリに小型のヌメリゴチやカレイがヒット。
ゲストフィッシュに交じって食欲旺盛な小型キスがハリをのみ込んで上がってくる。かわいそうだがキープ。
良型キスをキャッチ
アタリが遠のくと、さらに基部方向ヘ移動していく。プルプルブルンとサオ先を引き込むアタリ。
心地いい引きを楽しみ、良型キスをダブルゲットして最高の気分。小さい魚体からは想像できない力強い引きがキス釣りの魅力だ。小型キスでもサオ先をキュキュンと引き込むアタリにはビックリしてしまう。
最終釣果
寒さも忘れてピリピリアタリのゲストフィッシュや、プルプルアタリの小型キス、ブルルンアタリの良型キスをポツリポツリと追加し、午前9時に満足してサオを納めた。納竿後に計測すると最長寸は18cmあった。
当日のキスの釣果は11~18cm14匹。これから梅雨の時期に入るとなかなかサオが出せなくなるが、梅雨明け後は大いに楽しめるだろう。
<週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩/TSURINEWS編>
白子港釣り桟橋