天気予報は雨。出かけるかどうか迷ったが、「せっかく取っておいた平日の有給休暇だから行ってみるか、釣りの後は温泉で温まればいいし」と思い切って釣行を決定。目的地は長野県の平谷湖フィッシングスポット。今回はルアーでチャレンジする。さて魚たちは温かく迎えてくれるのか。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・杉本敏隆)
雨のエリアトラウト釣行
釣行日は5月29日。天気予報通り出発時から雨が降っている。到着したのは7時過ぎ。のんびりと準備をして受付へ。温泉券つきの1日券を購入し、雨の日クーポンでくじ引き。次回の500円引き券をゲット。幸先はいいのかな。
雨はしっかり降っている。雨の中数人のアングラーがすでにロッドを振っている。長靴を履きカッパを着込んで、7時半くらいから釣りを開始した。
当日のタックル
今回用意したタックルは、ロッドがテンリュウ・レイズオルタRZA61L-T、リールはシマノ・ヴァンフォードC2000S、ラインはデュエル・アーマード F+プロ トラウトの0.1号にリーダーがフロロ0.8号を70cm。
雨の中での釣りとなるので、ロッドは1本。歩き回って釣りをするにも身軽な方が有利だ。
小型スプーンが有効
最初はトーナメントエリアで様子見。ミュー2.2gのオレ金をキャスト。釣れるには釣れるが、連続ヒットとはいかない。次は鱒玄人1.2gの地味なカラー。水車が作り出す流れを横切らせると連続ヒット。どうやら小型のスプーンがいいようだ。釣れてくるのは25㎝前後のニジマス。たまにちょっといいサイズも混じる。
その後はアタリが遠のいてくるたびに小移動を繰り返し、1g前後のマイクロスプーンをメインに数を稼いでいく。トーナメントエリアを1周し、次はエンジョイエリア。すると急に釣れる魚のサイズが良くなる。30㎝前後がメインになり、ファイトが俄然楽しくなる。ナイスサイズのアルビノもキャッチできた。
表層プラグで本命手中
浅いタナに魚がたくさん見えているので、ある程度釣ったところで管理釣り場用のトップウォータープラグ、パペット・サーフェスを試してみる。キャストして3秒ほど待ち軽くアクション加えると、バシャッと出た。フッキングも決まり無事キャッチ。目で見てヒットがわかるのは楽しい。
その後も頻繁にアタックがあり、順調に釣れてくる。驚いたのはフッキング率の高さ。私のイメージではニジマス狙いのトップは魚が出ても掛からないことが多かったのだが、このルアーは本当によく掛かってくれる。「よく研究されているんだなあ」と感心。