「海の貴婦人」と言われる淡く透き通ったきれいな魚・シロギスを釣りに、金沢八景・進丸さんの半日午前船へ4月下旬に行ってきました。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・石坂衣里)
進丸で船キス釣り
当日は風が強く、アタリがわかるか不安になりながら出船時間を迎えました。今回はキス釣りがとても上手な友人の竹田さんに同船していただき、いろいろ教えてもらいました。
仕掛けは、船宿特製の2本バリ胴突き仕掛けにオモリは15号、エサは船宿さんから配られた青イソメ。ヌルヌルの滑り止めでもあり集魚効果もある投げ釣りパウダーをまぶします。
頭の硬い部分から3cmくらいを使用すると、一度付けたエサの持ちがよく、手返しも早くなります。
置き竿で本命ヒット
小さなアタリを取るのが苦手な私。今回は数を釣るのが目標ではなく、誘いを入れて苦手なアタリにアワせる練習です。まずはアタリを出すこと、それを感じ取ることに集中。
探る範囲を広くしたいので、なるべく遠くへ仕掛けを飛ばします。釣り方を竹田さんに聞いたところ、着底したらイトフケを取り、ラインに少し緩みを持たせて5~10秒ほど待ちます。
ゆっくり竿を上げてイトを張り、魚がエサを食べているか反応をチェック。ときどきプルッとアタリがきてもハリ掛かりしなくて……、なかなかむずかしいうえに風も強い。
まずはシロギスの顔を見たいので、誘うことをいったんやめて置き竿状態で待っていたら、なんとアワせることなく本命ゲット。
シロギスは良型ばかり
その後は、誘いながら釣りを続けます。前アタリを感じたのでス~ッと少し竿を下げてイトを緩め、チョイとアワせたらヒット。前アタリからアワせることができて気持ちいい~。
その後、ポツリポツリと釣れるシロギスは20cmに迫る良型ばかり。最後の場所では竹田さんが26cmを、同船していた学生さんも良型ばかり釣り上げていました。
今回の釣りでは、あまり遠くには投げず手前でステイさせて、少し場所をずらしたらまたステイ。時間帯や潮によって少し違いはありましたが、基本はこの釣り方が有効でした。
日によって釣り方が全然違ったりするので、釣りって本当楽しいです。アワせる練習は、活性の高いときにまたしたいと思います!