春らしい暖かい日が続いていた4月8日は、オニカサゴ狙いで南伊勢へ釣行する予定だったが、残念ながら強風と高波の予報で中止となった。日本海側も海況が思わしくないため、どうしようかと思案していると、前日に自宅から約10分と近い三重県いなべ市の員弁川でニジマスの成魚放流が行われ、釣友が釣行するとのこと。急きょ私も参戦することにした。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸）
TSURINEWS編集部
員弁川で放流ニジマスを狙う
以前は川や管理釣り場でルアーでのトラウト（ニジマス）をやっていたものの、最近めっきり釣る機会がなかったため、今回が久々の釣行だ。午前5時に集合すると、すでにポイントには先行者が5人ほどサオを振っている。空いている場所に入り釣り開始。
当日のタックルはトラウト用6ftのロッドに、リールはダイワのルビアス2000、ラインはナイロンライン4lbを使用した。まずは3gのスプーンを遠投して様子を見る。前日の雨の影響か濁りが入っており、反応がない。周りの釣り人にも反応がないようだったが、しばらくするとポツリポツリとヒットしだした。
員弁川でニジマスキャッチ（提供：週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸）同行の佐藤さんにヒット。そしてしばらくすると私にも初めてのアタリがありヒット。やや小さかったためポンと抜き上げると、空中でハリが外れてしまった。
ポイント移動で本命手中
その後もいまいちパットしないため、ポイント移動。やや上流のポイントへ入るとすぐにヒット。しかし掛かり所が悪く、またバレてしまった。しかしこのポイントはかなり魚影が濃いようで、すぐに次がヒット。ようやく1匹目をゲットした。
員弁川でニジマスゲット（提供：週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸）日が差して水温が少し上がり活性が上がったのだろうか、佐藤さん、細江さんにも連続ヒット。しかし私はいまいち調子が上がらず、その後1匹追加したところで予定があったので午前9時に終了とした。初日は全員で10匹以上の釣果となりまずまず楽しめた。
2日目は好反応で6匹ゲット
翌9日、前日のポイントへ再び釣行。前日は4lbラインを使用したが、やや太く感じたため2lbに巻き直しての釣行だ。
午前5時すぎに集合し釣り開始。ラインを巻き替えたのが良かったのか、朝から爆釣とはいかないまでも順調にアタリが出る。しばらくすると前日に引き続き、同行した佐藤さんのロッドが大きく曲がった。流れの中で走るニジマスの引きは強い。無理をせず慎重なやり取りで無事に取り込んだのは、当日最長寸の良型ニジマスだった。
員弁川でニジマス手中（提供：週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸）2日目は初日と違い、濁りも取れて朝一から魚の反応も良く、スプーンの他、ミノーやシャッドもローテーションして元気なニジマスの引きを十分に楽しめた。そして午前9時半に釣り終了。当日は前日を上回る6匹の釣果となった。
この日は細江君と紀田君の中学生コンビも2ケタ釣果となり、それぞれが楽しい一日となった。今回の釣行で、トラウト熱が上がってしまったため、近いうちに別のフィールドにも釣行したいと思いながら釣り場を後にした。
＜週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸／TSURINEWS編＞
員弁川
