横浜・海の公園へ貝調査に行ってきました。アサリについては苦戦を強いられたものの、代わりにマテガイが絶好調!1時間で88個という、釣りで例えたら「大漁早上がり」という最高の結果で干潟を後にすることができました。詳しい採り方を含め、レポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
早々にマテガイ続々
横浜海の公園には干潮時刻の1時間半前に到着。実は今シーズンのポイントがよく分かっていなかった筆者、まずは公園全体を見渡してみます。すると、海に向かって右側、南のエリアに塩とジョレンを持った人達が集中していることが分かりました。早速ジーンズを膝上までまくり、アクアシューズを履いてこの集団に混じります。
何となく良さそうなポイントに陣取り、ジョレンで2~3cm削って、楕円形の穴を見つけて塩をかけていきます。すると、マテガイがぴょんぴょん現れました。周りでも終始歓声が上がっています。「出てきた、捕まえろ!」「面白~い!」「気持ち悪~い!」。そうですね、出てきたマテガイを捕まえる作業は面白いですが、見た目はちょっと気持ち悪い貝ですよね(笑)
出だしから良いポイントに入れたらしく、筆者含めこの周辺でやっていた人達はマテガイフィーバー!「あっちはちょっと渋いかな」なんていう話声とともに、同ポイントには続々と人が集まりだしました。
干潮時刻を待たずに大漁
夢中になってマテガイ採りをやっていたら、干潮時刻を前に、入れ物に入っていた塩(500g)が底をついてしまいました。リュックが置いてある岸に戻って補充しようかと思ったのですが、この時点で既に大漁。そして気づけば、周りは多くの親子連れで溢れていました。
周辺にいる人達を見てみると、玄人さんと思われる方たちの殆どがアサリ狙い、マテガイ狙いは親子連れ中心、という構図にほぼ別れている様子。というわけで、もうちょっとやりたい欲求を押さえつつ、干潮時刻の15分前、新たに来た3人家族に狭いポイントを明け渡し、干潟を後にしました。
最終結果
1時間という短時間でしたが、お持ち帰りのマテガイは88個。小型はリリースしてきたので、トータル100個以上は捕まえたと思います。塩は2kg準備しましたが、空振りが少なかったため、500gでこの結果。
ちなみにアサリを専門にやっていた方のザルを見てみたら、今年の状況は今の所やや低調らしく、干潮時刻直前で膝まで浸かっている方で1kg前後、干潟でやっている方はその半分以下といった状況でした。ご参考まで。