バチ抜け(多毛類の産卵にともなう増殖・水面への浮上)がはじまる春。この時期はシーバスがとくに釣れやすいことで有名だが、そのほかにも湾奥ならばチヌ、またメバルやアジも同様のベイトを捕食するため、反応がよくなる。この4魚種を、同日に、ワンタックルでコンプリートすることはできるのだろうか?筆者は3種までしか経験がないが、その術を考えてみた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
チニングタックルで挑戦
割りと強めの釣りが好きな方には、チニングタックル流用をオススメしたい。むろんチヌは釣れやすくなるし、バチ抜けプラグの大小を使い分ければ、シーバスもメバルも簡単だ。
やはり問題のアジだが、ここでも時合いのスーパーライトショアジギサビキを推奨する。アジの釣りにくさをサビキでカバーすれば、意外に4魚種コンプリートはむずかしくないかも?
基本的にはメバリングタックル推奨
いかがだろうか?バチ抜け4魚種がコンプリートできるイメージが湧いたなら、ぜひ漁港や河口まわりで試してほしい。
ライトゲームメインの筆者としてはメバリングタックルをオススメするが、ふだんの釣りで慣れたタックルを使用すればいいだろう。いうまでもないがタモは必須。
またメバルのバチ抜けプラグは役立つので、複数持参していきたい。
<井上海生/TSURINEWSライター>