春爛漫の陽気となり、外房大原では寒ビラメ狙いからハタ&ヒラメの豪華二本立て狙いが佳境に入ってきた。そこで4月2日(日)、春栄丸から出船。良~大型の乱舞を目の当たりにすることができた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 坂本康年)
春栄丸でハタ&ヒラメ釣り
ここ数年来、ナダ寄りの極浅場でのヒラメ狙いが下火になると、少し深場の産卵前の大型ヒラメと高級魚マハタを狙う船が増加。5kg、6kgといった大型の実績も上がり、まさに人気沸騰の釣り物となった。
出船前に白川永一若船長に状況を聞くと、前々日は1kg~4.54kgと4.45kgの大ビラ交じりで1~3尾。ハタは2kg頭に0~4尾。前日もヒラメは1.2~3.69kgトップ3尾。ハタは2.9kg頭に0~3尾。ヒラメは釣れれば良型で、連日のように3kg以上が上がっている。
いきなり3kg超え大ヒラメ登場
4時すぎに出港。沖に行くにつれてウネリが増し、途中から雨が振り出して前途多難かと思われたが、開始早々に大ビラ浮上の好スタートとなった。
狙う水深は38m。32mくらいまでの起伏があるらしく、若船長は水深の変化を大船長譲りのマイクパフォーマンスで「浅くなって○m」と常に知らせてくれる。根掛かり防止にありがたい。
開始5分ほどで、左舷ミヨシの鎌田正春さん(江東区)にヒラメがヒット。2.5kgくらいかと思ったが、帰港後に計ると3.11kg。今の時期は肉厚で、思ったよりも重量があるようだ。久しぶりの釣行らしく、いきなりの大ビラで船中に活気をもたらしてくれた。
良型本命連続ヒット
続いて、右舷トモの岡安義行さん(佐倉市)に2kg級マハタ。よく通う常連だけに余裕で上げると、その後も連発して同魚3尾にヒラメ2kg超も上げる。
当日は息子の一浩さんも同行。親譲りの才覚か、ハタは2尾ながら2.5kgの良型をゲットして、型では息子の勝利となった。