清水港での投げキス釣りで小型中心もシロギス30尾【静岡】ちょい投げでOK

清水港での投げキス釣りで小型中心もシロギス30尾【静岡】ちょい投げでOK

3月中旬から水温が上昇し、各地から「キスが釣れた」の便りが届いてきた。そのなかでも、静岡県駿河湾にある各港は好調な出だしで、沼津港周辺や焼津港では、チョイ投げで釣れ始めたらしい。また、清水港の港内では本格的に釣れ始めた様子。そこで3月31日(金)、前回釣行時に調子のよかった場所、そしてこれから釣れ出すと思われる場所に釣行した。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・諸伏健一郎)

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海釣り 投釣り

清水港周辺で投げキス釣り

9時ごろ、1カ所目のJオイルミルズ岸壁に到着。ここは基本的に砂地だが、底にはいろいろな障害物が沈んでいて、根掛かりが少しある。ポイントは水路の中ほどから向こう岸付近だが、岸壁の根元寄りは根掛かりが少なく、アタリも近場で多い。先端部と根本部では、ポイントが真逆になる特徴的な場所だ。

清水港での投げキス釣りで小型中心もシロギス30尾【静岡】ちょい投げでOK釣り場の様子(提供:週刊つりニュース関東版 APC・諸伏健一郎)

この日の釣り座は岸壁中ほど。タックルは港内仕様の近投用として、振り出し投げ竿25号に中型投げ専用スピニングリールの組み合わせ。ミチイトPEライン0.8号に自作湘南天ビン。これに発泡オモリ20号を付けて、6号の4本バリ。

ハリスには、フラッシャーと金ビーズを交互に付けたアピール仕様の仕掛けにした。エサは、静岡では赤イソメと呼ばれているジャリメを使用。前日に大磯のすずき釣具店で購入して持ち込んだ。

3投に1回の好反応

9時すぎに第1投を4色付近に投入。何も引っ掛かりなく手前にサビけるので、藻はなさそうだ。2投目からは、投入後に着底を待ち、少しステイしてアタリを待つ。そしてアタリがなければ、ゆっくりサビく。

すると、半色ほど探ったところでブルルルーとハッキリした本命のアタリ。15cm級が釣れた。これで、この場所にもキスが入ってきていることを確認。同様の釣り方を試すと、3投に1回くらいの割合でアタリがあり、本命が釣れる。

入れ食いとまではいかなかったが、11時までの2時間でシロギス6尾の釣果。ゲストにサビハゼとメゴチが数尾交じった。

江尻岸壁でも本命顔見せ

2カ所目は、前回釣行時に釣果のあった江尻岸壁。ここは対岸まで150mくらいだが、港内の遊覧船や冷凍大型マグロ船の航路なので、水深は深く、底の変化もかなりある。中心部よりも手前のカケアガリが好ポイントで、チョイ投げでも楽しむことが可能。

清水港での投げキス釣りで小型中心もシロギス30尾【静岡】ちょい投げでOKダブルにニッコリ(提供:週刊つりニュース関東版 APC・諸伏健一郎)

11時すぎ、まずは4色に投入。着底確認後、ゆっくり探ってみる。2色を切ったくらいで、プルルーと弱いながらも本命らしきアタリ。そのまま仕掛けをステイさせると、すぐに2回目のアタリがあった。

巻き上げてみると、ピンギスながらもダブル。1投目からアタるなんて、調子がよさそうだ。

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