3月中旬、大分・杵築のSOYAMARUで大アジ狙いのサビキ釣りに行ってきた。当日は数こそ出なかったが、超大型の56cmをはじめギガアジクラスが揃った釣行をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・塩次鉄也)
SOYAMARUで大アジ釣り
3月中旬、大分・杵築のSOYAMARUに友人の住野さんと大アジ釣りで釣行した。
時期的にまだシーズン序盤とあって不安もあったが、魚影の濃い豊後水道なのでなんとかなるだろうと期待して向かった。
午前6時すぎに出港してポイントに到着、仕掛けの準備に取り掛かる。仕掛けは4号のサビキ仕掛けに60号のアンドンカゴを準備した。
52cmの大アジ浮上
船長から水深64mと指示があり、サミングしながら底に落とし、少し底を切った状態で待ち、全員が揃ったところで一斉にサオをシャクって待つ。
最初の1、2投はまだアジが寄っていなかったのでアタリはなかったが、そのうち私にブルブルとしたアタリがあった。少し待って、サオをシャクってアワせると口切れしてしまうのでリールのスイッチを入れて巻きアワセ。
するとサオに乗ってきたのでスピードを10速に合わせて徐々に巻き上げる。重量感のある引きが伝わり、途中の強い引き込み時にはドラグを少し弱めて調整しながら釣り上げると、52cmの大アジを釣り上げることが出来た。
自己最大の56cm大アジ
その後、ほかの釣り人にもマダイやウマヅラハギが掛かりだし、何回か移動しながら釣っていると、先ほどより強いアタリが伝わって来た。
もしかしたら青物かもしれないと思っていると、サオの曲がりを見た船長も「慎重に釣り上げてね」と励ましてくれた。上がって来たのは、56cmの大アジで、自己最大のアジだった。
住野さんもこんな大きなアジは初めて見たとびっくり。魚体を見ると腹が虹色に反射するきれいなアジだった。
その後は移動しながら釣ると住野さんも待望のアジ30cmオーバーを釣り上げ、2人で6尾ほど釣り上げた。
最後のポイントでは手応えのあるアジ45cmも釣り上げることができ、住野さんも45cmを上げ、船上はあちこちでアタりだして活気づいた。
4月は大アジ最盛期
今回の型は良かったが、数は釣れなかった。4月は最盛期となり、数・型もよくなり、5月になればイサキ交じりで釣れだすだろう。
なお、同船は3隻体制でいろいろな魚種の釣りができるので、魚種と仕掛けを確認して予約するといいだろう。
Soyamaru
Soyamaruでは、別府湾、国東半島、周防灘、響灘、伊予灘、豊後水道、 佐伯湾、高知沖まで幅広いフィールドで一年を通して旬な魚を追いかけ、あらゆる レジャーフィッシングに挑戦しています!2020年8月に第三Soyamaruが就航しました
<週刊つりニュース西部版APC・塩次鉄也/TSURINEWS編>