3月中旬、佐賀県・伊万里の福田の切れ波止へ、乗っ込みのチヌ（クロダイ）狙いで釣行した。当日は、コーンのつけエサにアタリ多発、気がつけば2ケタの釣果となった釣行をレポートしよう。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース西部版APC・成田義史）
TSURINEWS編集部
切れ波止でチヌフカセ釣り
3月中旬、いつもの伊万里湾に久々に1人で釣行することにした。狙いは乗っ込みチヌ（クロダイ）なので、前日にエサを購入し、当日は長崎県松浦市福島港の秀吉丸を利用する。
道中、濃霧で船が出るか心配したが、その影響で出船時間が少しずれた。霧も落ち着き、福田の切れ波止に渡してもらう。
当日のポイント広域略図（提供：週刊つりニュース西部版APC・成田義史）私以外にも2人の常連さんが一緒に上がり、それぞれポイントを確保した。私は先端付近を選び荷物を運ぶ。その時、私の荷物が多いことを考慮した常連さんがクーラーを運んでくれた。なんともありがたい。
当日の仕掛け
お互い好釣果を祈りつつまきエサを作り、ポイントに10杯ほど投入。その間に仕掛けを作る。今回はBMウキを使用した半遊動仕掛けで、タナはベタ底。つけエサはオキアミ生とコーンを用意した。
当日の仕掛け（提供：週刊つりニュース西部版APC・成田義史）まずはオキアミ生で様子見をしていると、1投目から反応があり、アワセを入れると小気味よい引きで釣れたのはキビレ。優しくリリースし、再度オキアミ生で同じポイントを流すと、スパッとウキが消えて釣れたのは15cmの小アジだった。
何回か同じようなアタリがあるため、おそらく湧いているのだろうと思い、つけエサのローテーションを繰り返す。
コーンで45cmチヌ手中
当日は晴れで気温もぐんぐん上昇するため、仕掛けをポイントに入れてクーラーへ飲み物を取りに行く。飲みながら戻ってみるとウキがない。
慌ててサオを握りアワせると、沖へ勢い良く走って行った。慎重にやり取りし、ていねいにタモに入れしたのは本命のチヌ45cm。最近、調子が良くなかったので素直にうれしい1尾だ。
ひと安心し、同じポイントを流すと再度アタリがあり、重量感もバッチリだったが残念ながらすっぽ抜けた。
どうもコーンにアタリが集中しているので、しばらくつけエサをそれのみにする。これが功を奏したのか、アタリが連発し、次々とチヌを追加していく。たまにメイタやキビレも釣れるが、ストリンガーにはチヌのみをキープしていく。
当日の釣果
昼をすぎて風が強くなり、釣りづらい状況。早めに持って帰る分のチヌをシメて、残りはリリース。チヌ、メイタ、キビレを交えてだが、気づけば久しぶりの2ケタ釣果を達成。早めに片付けて納竿とした。
一緒に上がった常連さんも同じように好釣果に恵まれたそうだ。次回はサイズアップを狙い近々釣行したいと思う。
当日の釣果（提供：週刊つりニュース西部版APC・成田義史）
＜週刊つりニュース西部版 APC・成田義史／TSURINEWS編＞
