マイボート釣行がメインの筆者。インスタグラムで釣友とつながり、実際に一緒に釣りに出かけることがしばしばあります。今回は、インスタを利用した釣り友探しのメリットと、実際の釣行の模様をお届けします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター岸本真彦)
投稿内容で情報を得られる
インスタグラムの投稿を見れば、ある程度相手の釣りの内容などが分かり、自分と似てる釣り方の人ならば釣りに誘い易いです。また、誘われた方もこちらの投稿からどんな釣りをしているかがある程度把握できることも、不安を払拭してくれる要素になるでしょう。
全く知らない人だと初対面はやっぱりちょっと緊張します。でも、事前に相手の情報がわかっていれば話のネタも作り易く、人見知りの方でも会話が引き出せるのかなと思います。私の場合は、身近なネタから話すように心がけ、そのうち自然に話が盛り上がっていきます。
フィールドや釣行頻度が分かる
釣果写真を見ていれば大体のフィールドがわかり、休みの曜日も投稿を見ていればある程度把握できます。
また、新たに釣り友が増えることで新しい情報やおすすめのルアーなどが聞け、釣りのスキルも上達するのかと思います。私の場合では沖でのポイントや釣果の良い堤防、今何が釣れているかなどの情報をリアルタイムに聞けました。
釣り以外のことも
その人がどんな感じの人なのかが何となく解ったりします。インスタをやっている人は大抵釣り以外の投稿もしている人が多く、釣り以外の趣味だったりと別の分野で共感でき、親密になれた事もありました。動物ネタやバイクネタなどで盛り上がることも多々あります。
実際にインスタコラボ釣行へ
実際にインスタを通して知り合った方とのタイラバ釣行の模様を簡単にレポートします。釣り日時は2023年2月17日の9時30分から14時30分。神奈川県の秋谷漁港からスクランブル出船しました。
前日は新年会開催
前日はインスタで知り合った人達と新年会を開催しました。同じ趣味の人達が集まると話は尽きずあっという間に6時間が過ぎていました。次の日は昨日の飲み会メンバーと、インスタで仲良くなった3人で出船。
釣りものはタイラバでマダイを狙いに行きました。秋谷沖70mを攻め、潮が澄んでいて海の色はとても綺麗でしたが、見切られてしまったのかタイラバにはアタリがありませんでした。
カブラ仕掛けの一人勝ち?
天気も良く釣り日和でしたがアタリはとても渋かったです。ただ、一人だけコンスタントに当たりを出している友人がいました。仕掛けを見ると少し細工されていて、タイラバの上にカブラのリグを装着しており、ほとんどがカブラの方に食いついていました。
その人のタックルと仕掛けです。
竿:炎月B66
リール:オシアコンクエストCT200HG
ライン:PE0.8号リーダー4号
仕掛け:ハリスのメインライン側の40センチほどに、親子サルカンをつけてエダスを5センチ出しカブラをつけるだけ。なるべくカブラは小さいものがいいようです。ユメカサゴ、タマガシラ、カナガシラ、ホウボウ、鬼カサゴ、大きな甘鯛をこの仕掛けでゲットされていました。ユメカサゴ以外はほぼカブラに食いついていました。
新たな出会いがきっかけに
カブラがものすごく効果的なんだと実感しました。これがいつもの仲間だとほとんどがタイラバだけで釣りをするので、カブラを付けた仕掛けは知らないままだったでしょう。ちなみに私の釣果はジギングで良型のホウボウ1匹でした。
釣りの幅が広がることも
レンタルボートなど大きいボートを使う場合は、人数が多いと一人あたりの費用を抑えられるという利点もあります。また、多くの釣り人と交流することで釣りのスキルも上がりやすいので、釣友がほしい方は是非インスタで探してみてください。新たな発見があるかもしれません。
<岸本真彦/TSURINEWSライター>