芦ノ湖トラウト解禁直後の釣行で60cm超えの大型ニジマスが連発【箱根】

芦ノ湖トラウト解禁直後の釣行で60cm超えの大型ニジマスが連発【箱根】

3月1日(水)、待ちに待った神奈川県箱根町にある芦ノ湖のトラウトシーズンが開幕した。1日のルアー・フライ限定の特別解禁釣り大会と、一般解禁後の2日の釣行をレポートする。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)

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ルアー&フライ トラウト

芦ノ湖の解禁日

3月1日はルアー・フライ限定の特別解禁釣り大会で、翌2日から一般解禁。今年も解禁前の2月13日から23日までに10トン以上のニジマス、ブラウントラウト、イワナなどが放流されており、魚影は申し分ないはず。サイズも3~5kgが多く放流されているようで、こちらも期待できる。

特別解禁釣り大会に参戦

私は1日の特別解禁日からシーズンイン。元箱根のボート店からローボートで出舟した。狙いは吉原窪。通称・白鳥ワンドと呼ばれる釣り場だ。

芦ノ湖トラウト解禁直後の釣行で60cm超えの大型ニジマスが連発【箱根】芦ノ湖白鳥ワンド略図(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)

開始のホーンの合図を待って漕ぎ出す。昨年ほどの大減水ではないが、満水比で30~40cmは水位が低い。

ワンドの中央付近に釣り位置を決め、フルシンキングタイプⅢとゾンカーの組み合わせで開始。水深5~6mの位置から浅場に向かってキャスト&リトリーブを繰り返す。

芦ノ湖トラウト解禁直後の釣行で60cm超えの大型ニジマスが連発【箱根】タックル図(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)

開始早々に大型ニジマスゲット

狙いのレンジは中層から底層。開始4投目で、まずは30cm級チビマス。その10分後に待望の大型のアタリ。だが、大きく横走りされたうえにジャンプ3回でフックを外された。消沈する暇もなく、再び大型のアタリ。やや強引にやりとりしすぎたか、ラインブレイクで再びバラシ。

普段ならこれで当日の運を使いきるところだが、当日は15分後に3度目のヒット。今度は、時間をかけて無事にネットイン。丸々と太った62.5cmニジマスだ。

芦ノ湖トラウト解禁直後の釣行で60cm超えの大型ニジマスが連発【箱根】今年1尾目は62.5cmニジマス(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)

良型ニジマスが連発

さらに、10分後にも64cmをランディング。1時間ほどアタリが止まったが、次は今までにない強烈な引き。サイズこそ61cmだったが、ヒレピンのニジマスだった。

その後、少しアタリが遠のいたので、少しリトリーブレンジを変えてみる。すると、一発でガツン。これも右へ左へと大暴れ。ネットインしたのは、当日最大の67cmニジマスだった。

時刻はまだ8時半。開始2時間で、60cm超級4尾と最高のスタートダッシュ。その後は、チビマスがポツポツと釣れ、大型の時合いは終了。

芦ノ湖トラウト解禁直後の釣行で60cm超えの大型ニジマスが連発【箱根】当日最大の67cmニジマス(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)

後半戦は大型1尾で終了

遅めの朝食をとり、コーヒーを飲みながらしばしの休憩。このころから風が強くなったので、フルシンキングからシューティングラインに変更。

しかし、これを機にアタリがまったくなくなってしまう。太いラインがダメなのか、ランニングラインが軽いのでしっかりと底層まで落とせていないのか、試行錯誤が続く。それでも、最後の大型を釣ってから4時間半が経過したころに丸々とした65cmニジマスをランディング。当日の制限尾数に達したので、13時すぎに納竿した。

一日目の最終釣果

2バラシから始まった特別解禁だったが、終わってみれば60cm超級を5尾揃え、最高の一日に。大会の入賞は叶わなかったが、大満足の釣果。

優勝は、ニジマスの部75cm、ブラウントラウトの部73.4cmと今年も例年どおりのナイスサイズ。

芦ノ湖トラウト解禁直後の釣行で60cm超えの大型ニジマスが連発【箱根】最高のスタートとなった(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)

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