3月1日(水)、待ちに待った神奈川県箱根町にある芦ノ湖のトラウトシーズンが開幕した。1日のルアー・フライ限定の特別解禁釣り大会と、一般解禁後の2日の釣行をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)
2日にも釣行
翌2日(木)も釣行。前日よかった元箱根の吉原窪を再び探る。前夜の雨でリセットされ、フレッシュな魚に変わっているとの期待を込めての船出だ。
朝から風が強く、シューティングラインを選択して開始。確かに魚は変わっていたのだが、狙いと違う。開始早々フライにアタックしてきたのは40~45cmのもっとも暴れるサイズ。数があまり望めない釣り場としては、2時間ほどで35~45cm8尾とまずまずのペース。
その後、引ったくるようにフライに食いついてきたのはきれいな魚体の43cmイワナ。だが、前日のようなお祭り騒ぎはなし。静かに午前中は過ぎていった。
後半戦も順調
11時に早めの昼食をととって30分ほど仮眠すると、風が収まっていた。そこで、ラインをフルシンキングに替えて再開。
やはり、フルシンキングのほうが同じレンジを通しやすいようで、底層を探る私の釣りでは根掛かりが多発する。しばらくすると小さいアタリのあと、ガツンと重量感のある引き。上がってきたのは、婚姻色の出た52cmニジマス。
10投後には、ガツン、クネクネ。水中で魚体が見えたのですぐに大型とわかった。横走りとジャンプを繰り返し抵抗するも、ロッドワークで走りを止め、浮いてきたところをランディング。尾ビレが見事な60cmニジマスだった。
二日目最終釣果
二日目は、ややサイズダウンしたものの32.5~60cm13尾。50cm超2尾に加えてイワナも釣れたので、またも満足の釣果。
二日間釣った感じでは、釣果は例年並み。体高があってヒレの欠損が少なく、釣って気分のいい魚ばかりだ。70cm超が2尾出た昨年と比べれば見劣りするが、ニジマスに関しては申し分ないのではないだろうか。
トローリングは不調?
一方、銀毛魚狙いで出たトローリングの知人の情報は芳しくない。それでも、35~45cmサツキマスがポツポツ釣れているとのこと。サクラマス、コーホサーモンは釣果情報がない状態だ。
解禁したばかりで今年の釣況を語るのは時期尚早だが、ニジマス、ブラウンに関しては、例年どおりの釣果が出るだろう。
<週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也/TSURINEWS編>
芦ノ湖