夜の堤防エサ&ルアー釣りでアジにアカイカ(ケンサキ)手中【三重・尾鷲港】

夜の堤防エサ&ルアー釣りでアジにアカイカ(ケンサキ)手中【三重・尾鷲港】

まだまだ寒さが続く2月16日、三重県尾鷲市の尾鷲港周辺でナイトゲームが盛り上がっていると情報が入ってきたので、早速行ってきた。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・丸山敬太)

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堤防釣り 海釣り

尾鷲港でナイト釣行

前情報によると、アジやタチウオ、カマスなどが狙えるとのことで、今回は電気ウキでのエサ釣りとルアーとの二刀流を用意。エサはまきエサのアミエビと刺しエサのオキアミで、アミエビを少しずつまきながら電気ウキで狙うスタイルで狙っていく。

夜の堤防エサ&ルアー釣りでアジにアカイカ(ケンサキ)手中【三重・尾鷲港】エサのアミエビとオキアミ(提供:週刊つりニュース中部版APC・丸山敬太)

尾鷲港に到着したのは午後8時ごろ。すでに数人の釣り人がサオを振っていた。常夜灯下の場所で、隣の釣り人にひと言声をかけて釣り座を構える。足元をのぞいてみると、小魚の群れと本命のアジらしき魚の姿が見えた。

期待を膨らませ早速仕掛けを用意する。電気ウキに1本バリの手軽なウキ釣りでスタート。ウキ下は約1.5ヒロ。まずはシャクでアミエビを少量まき、その付近に仕掛けを投入。仕掛けがナジんだとほぼ同時に、ウキがピコッと動いた。

反応が早いなと感心していると、すぐにウキが勢いよく水中に入る。ブルブルと小気味良い引きで上がってきたのは18cmほどのアジだった。幸先の良い本命ゲットに心を躍らせ次を狙っていく。常夜灯下にアジが固まっているようで、そこからはコンスタントに釣れ続けた。

まさかのアカイカ登場

アジ釣りを楽しんでいたその時、水面下1mぐらいの所に小魚を狙う何かが数匹いるのを発見。すぐにメバル用のプラグをセットしキャスト。チョンチョンとアクションさせた後のステイで、勢いよくルアーにアタックしてきた。が、ヒットはせず。

ここでおぼえた違和感。何かアタックの仕方が変だ。その違和感の正体が分からないまま、先程と同様にチョンチョンとアクションさせた後のステイで、またもルアーにアタック。今度はしっかりと掛かった。上がってきたのは、何とアカイカ(ケンサキイカ)。正体はイカだったようだ。

夜の堤防エサ&ルアー釣りでアジにアカイカ(ケンサキ)手中【三重・尾鷲港】 尾鷲港でヒットしたアカイカ(提供:週刊つりニュース中部版APC・丸山敬太)

まだ数匹いたので引き続き狙ってみると、かなり活性が高くすぐにルアーにアタック。2匹目もゲットした。その後すぐに3匹目も追加したところで、イカは見えなくなってしまった。

冬の夜釣りを満喫

もうすっかり満足したのでここで納竿とした。まさかのアカイカ登場に驚いた釣行となったが、冬の夜釣りを楽しむことができた。アジはサビキでも電気ウキでもどちらでも釣れていたが、コンスタントに釣れていたのは電気ウキで、サビキは群れが来たタイミングでバタバタと釣れていた印象だった。

夜の堤防エサ&ルアー釣りでアジにアカイカ(ケンサキ)手中【三重・尾鷲港】尾鷲港でヒットしたアカイカ(提供:週刊つりニュース中部版APC・丸山敬太)

元々の狙いだったタチウオやカマスは、近くでルアーで狙っていた人がポツポツと釣っていたようだ。ターゲットが少ない時期だが、夜のライトゲームで魚種豊富に狙えるのも尾鷲ならではだと思う。寒さ対策はしっかりとして、冬のナイトゲームを楽しんでみてはいかがだろう。

<週刊つりニュース中部版APC・丸山敬太/TSURINEWS編>

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尾鷲港周辺
この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年3月10日号に掲載された記事を再編集したものになります。