2月21日仕事終わりに時間が取れたため、そろそろバチ抜けが始まっているとうわさの名古屋港ベイエリアのシーバス調査に入った。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔）
TSURINEWS編集部
天白川河口でシーバス釣行
最初に選んだのは名港河川の激戦区、天白川河口付近だ。この日は大潮で満潮時刻は午後6時49分。午後6時30分ごろにエントリーする。狙いのポイントは先客がいたため、少し離れた場所でキャスト開始。
タックルはフィッシング遊の初心者向けセットで、アンロックシーバス80にリーガル2500番。PEラインは0.8号でリーダーはフロロカーボンラインカーボンの2.5号を3mつなぐ。
ルアーシーバスタックル図（提供：週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔）少しずつポイントを変えながら、ルアーローテをして探っていくが全くの無反応。ベイトっ気も全く感じられず、1時間ほどで見切りをつけて移動することにした。
名古屋港周辺に移動
移動したポイントは名古屋港周辺のベイエリア。実はこの日は強風で風速10m/秒以上が吹いており、風の影響を受ける場所だったためとても釣りにならない。すぐに諦めて風裏となるポイントへ再移動。
次のポイントに到着したのは午後9時。ここなら風の影響は少なそうだが、同じくベイトっ気は感じられない。常夜灯の明暗があるポイントで、奥の光が当たらない場所へキャストして広く探っていく。いくつかポイントを撃った後に、少しボトムがえぐれている本命ポイントへ。
生命感が感じられないため、表層は諦めてシンペンを中心にややレンジを入れて反応を見ていたが無反応。そこで沈下速度の早いローリングベイト77のレッドヘッドへスイッチ。
ローリングベイトでヒット
9時30分ごろ、ローリングベイトをボトムに沈めてからハンドル1秒2回転ほどのスピードで巻き上げてくると、何かが触ったようなかすかな感触があった。魚は着いていると信じて2投目。先ほど反応が出た場所を丁寧にトレースすると、明暗の境目でゴンゴンとロッドをたたくようなアタリが出てくれた。
ロッドにしっかり乗ってくれたのを確認してアワせると、水面に飛び出して強烈なエラ洗いを見せる。よし、シーバスだ！ と慎重にファイトしていく。
魚に主導権を握られないように、シーバスの走りをいなしながらじっくり寄せてネットイン。リアフックにかろうじてハリ掛かりしていたのを見て肝を冷やしたが、なんとか獲れて大満足だ。
無事にネットインした良型（提供：週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔）サイズは60cm弱
手の簡易計測では60cmまであと一歩足りないサイズで、久しぶりの良型シーバスにガッツポーズ！リリース後に少し場所を休めてから再ヒットしたが、すぐにフックアウト。その後は反応が消えてしまったが、良型のシーバスが釣れてくれたため良しとしようと帰路に就いた。
ヒットルアーはローリングベイト77のレッドヘッド（提供：週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔）バチ抜け本番は3月以降か
ベイトっ気が全くないなかでの貴重な1匹に、ローリングベイトの強さをあらためて実感した釣行となった。
釣行の時点ではまだバチ抜けを確認できなかったが、これから本格的にバチ抜けパターンでシーバスを狙えるのではないかと思う。
久しぶりの良型に笑顔で記念撮影（提供：週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔）
＜週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔／TSURINEWS編＞
