サクラマスジギング釣行でトップと大差の本命3尾【青森】ご当地ジグが圧勝?

サクラマスジギング釣行でトップと大差の本命3尾【青森】ご当地ジグが圧勝?

サクラマス釣りは知床エリアをメインとしている筆者。今回は、初めて青森県野牛漁港から出船して狙ってみた。ご当地の定番ジグをスタンバイできていなかったこともあり、イマイチな結果となったが、反省点や周辺お役立ち情報と併せて紹介しよう。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター前島宣秀)

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前島宣秀

年間釣行80日、北海道から沖縄まで食べたい魚は自分で釣り歩く、ダイワ大好き釣りバカオヤジです。

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第15桂喜丸でサクラマス釣り

青森野牛漁港はこの時期サクラマスを求めてアングラーが集結する。今回、第15桂喜丸さんに連絡したところ、まだ乗船できるとのことで急遽出撃となった。

サクラマスジギング釣行でトップと大差の本命3尾【青森】ご当地ジグが圧勝?第15桂喜丸の杉本船長(提供:TSURINEWSライター前島宣秀)

初めての漁港、船宿で情報が全くない中での釣行であったが、同船の杉本桂輔船長はわからないことを丁寧にタイムリーに教えていただきとても助かった。冬場はサクラマスの遊漁船、他のシーズンはイカ主体の漁師だそうだ。イカ釣りの職漁船に乗船するのは初めてであったが、船体構造を見ると、なるほど理にかなっていると感心した。

ジギングのタックル

BLAST SJ 63B1/2、リールはソルティガIC、ティエラIC、共にPEライン1号に20lbの先糸を付けた。

サクラマスジギング釣行でトップと大差の本命3尾【青森】ご当地ジグが圧勝?サクラマスジギングのタックル(作図:TSURINEWSライター前島宣秀)

ジグは知床で何度も定数を得ているナマラジグのセミロングを中心に、フックはトップ3cm、リヤ4cmのエゾハチ1/0ささらさるでの知床鉄板仕様で臨んだ。

当日の状況

前日連絡が入り、なんでも少し遠いポイントへ向かうらしく、30分早い5時集合とのこと。少し早い4時に野牛漁港に到着した時にはすでに何十台もの車で、準備するアングラーの熱気から根雪も解ける勢いであった。

サクラマスジギング釣行でトップと大差の本命3尾【青森】ご当地ジグが圧勝?朝焼けの尻屋崎(提供:TSURINEWSライター前島宣秀)

同日は片舷6名、定数の12人の満員、釣行前日は前沖で型は小さいが4.2kgが2本出たとのこと。当日はより大型狙いで尻屋崎沖まで一時間半の道のり、朝陽を見ながら漁場へと向かった。

船中ヒットも筆者には無反応

開始早々、右舷ミヨシでヒットがあり、杉本船長からアタリ棚が知らされ、それを皮切りにヒットが続いたが、感心することに全てのタモ入れを船長が行っている。とてもフットワークが軽い。

しかし、知床では毎回定数10本は必ずクリアしている筆者には全く魚信が感じられない時間が続いている。

さすがに焦りも出始め、周りの方々の誘い方、ジグを確認すると、同じヨーヨー釣りではあるが、誘い方が強くジグも小さい。事前にブルピンが良いとお聞きはしていたが、なまらジグのセミロングでグローエッジは同じだが、明らかに反応が違うのだ。こちらはホッケばかり釣れる。事前情報入手は必要だ。

下北ジガー定番ジグ

移動中に常連の方にお話を聞くとP-BOY持ってないの?あれないと釣れないよとのこと。下北ジガーには定番のようで、お借りしてジグを見ると、角ばり抜けが悪そうで引きも重そうなところは全く使用しているジグと違う。一世代前の自走距離が短く、動きが鈍くイレギュラーな動きが少なそうなルアーである。

サクラマスジギング釣行でトップと大差の本命3尾【青森】ご当地ジグが圧勝?ジグの違いで反応に大きな差が出た(提供:TSURINEWSライター前島宣秀)

試しに少々お借りして実釣してみると、やはり抜けが悪いが、どうやら捕食が下手なサクラマスはこのような動きがお好きなようで、フォルムや落下姿勢がかなり影響しているようにに伺える。下北サクラマスの鉄板が知床で通用するのか次回試してみたい。

確かにベイトはお腹を開けると15cm程度のマイワシが入っており、ブルピン系に軍配が上がることも頷ける。また、比重の低い鉄ジグを使用して釣果を上げられており、しっかりとリヤフックが口にかかっているところを見ると間違いないだろう。

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