サオやリールにこだわる人は多いが、電動リールの相棒であるバッテリーについては無頓着な人もいるのでは?今回、電動リール用バッテリーについて解説するとともに、今やスタンダードとなっているリチウムイオンバッテリーについて紹介する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部 立石)
釣り物に合ったバッテリー選択
電動リール用バッテリーにはさまざまな規格がある。沖釣りを長く経験している人なら、釣り物ごとのベストな選択が可能だが、そうでない人のために、ビーエムオージャパンの製品群を例に、何釣りにどのサイズがマッチするかを紹介する。
近海のライトな釣り
イサキなどライトゲームに(提供:TSURINEWS編集部 立石)イサキやマダイなどのコマセ釣り、ライトヒラメやタチウオ、日本海のケンサキイカ釣りならリチウムイオンバッテリー6.6Ahがマッチ。
マダイやヒラメまでカバー(提供:TSURINEWS編集部 立石)リチウムならではの特性で巻きの誘いを自在にこなし、不意の大物にも対抗できる。
6.6Ahバッテリーとシリコンケース(提供:TSURINEWS編集部 立石)さらに、バッテリーを保護し携行性を高める専用のシリコンケース(別売)もある。
ケースに入れぶら下げて使うことも可能(提供:TSURINEWS編集部 立石)青物狙いや中深場の釣り
青物や小型のマグロ類などパワフルなターゲット、アカムツやスルメイカなど水深300m程度までを狙う釣りにはリチウムイオンバッテリー13.2Ahがピッタリ。中~大型電動リールに対応し、リールのモーターを鋭く強力に回転させる。電動ジギングやタテ釣り(落とし込み)、誘いと上げ下ろしを繰り返すスルメイカ、ヤリイカ釣りにも最適だ。
13.2Ahは汎用性高く大型青物に対応(提供:TSURINEWS編集部 立石)なお、ライトゲームなら電動リール2台を同時接続し、2人で電源をシェアすることも可能。
大容量と広口端子で2台同時接続も(提供:TSURINEWS編集部 立石)対大型回遊魚・ライト深海釣り
近年流行のキハダ釣りやライト深海、スタンディングで狙う大型ヒラマサやカンパチなど、12V仕様の大型電動リールを用いた釣りにマッチするのがリチウムイオンバッテリー14.4V/26.4Ahだ。
深海&超大物対応の2モデル(提供:TSURINEWS編集部 立石)先に紹介した13.2Ahでもこれらの釣りに対応できるが、大物の数釣り、人間サイズのマグロとの持久戦で絶対勝利を目指すなら本機がベスト。
26.4Ahは大型回遊魚やライト深海に(提供:TSURINEWS編集部 立石)

