今、日本海で話題の激うまマイワシ釣りに出かけました。2月の天候不順および、サバとイルカの猛攻撃の中、新潟間瀬で泳がせ釣りも含めて楽しんできた模様をお届けします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター荒木清)
泳がせ釣りに転戦
マイワシも結構釣れたので、泳がせで根魚狙いましょうとのことなので、仕掛けを泳がせように変更です。この時サビキ釣りもやって良いとのことなので、サビキ派と泳がせ派に分かれてやります。
自分とZさんは泳がせ釣りに変え、ポイントも移動して少し南下。そこは根が凄いとのことなので、気をつけてくださいとのことです。20分位走りポイントに到着、昼の12時過ぎに少し風が吹いてきた感じで少し寒く、波も多少出てきた感じです。
根周りを狙う
水深60m~ここで驚きの言葉が船長のアナウンスで聞かされることに。「根がすごいです、自信のない方は7m自信ある方は落として1mあげて下さい」。
え?……そんなに激しい根回りなんてやったことないです!恐る恐るいつも通りの釣り方でやります。水底まで落として1mあげて反応が無ければ少し上げ、ゆっくりと落としていき定位置に戻し、それでも反応なければ底まで落として底取り直しです。
流し変えで即ヒット
少しやりましたが反応なく、船長が渋いと判断して移動します。まさに船のラン&ガンスタイルで反応がないと即移動です。釣り人もエサのマイワシも忙しい感じでやっていきます。
やっぱり船長凄いと思ったのが、「ここいいかもしれない」なんて小言を、たまに言うことがあります。そこでヒット!面白いくらいに……さすが海のプロです。
待望のヒットも根潜り
こまめに底を取り直してやりますが、想像以上の根回りの激しさです。周りを見渡すとすでに根がかり多発。
そんな時でした。一瞬Zさんの様子を確認して、棚取り直そうとロッドを上げた時、既に根に引っ掛かりアウト……です。仕掛けも船にあるので大丈夫だと思いますが、心配なら朝、少し多めに買った方が良いと思います。
船長が「根の上に来たよ~落として棚取りして~」とアナウンス。棚取りをして、直ぐに前あたりがきます。慎重に食い込ませて合わせます。重い……結構重い……。
その時にドラグが一気に滑り出し、根に潜られ時間をかけ、船長も参戦。ですが……外れない……魚が出てこないです。船長が悔しいけど諦めようとのことで諦めて気持ち切り替えて再度投入です。
急勾配の根を攻略
ここは急勾配の根回りです。頭で色々なことを考えながら、攻略するのも釣りの楽しいところでもあります。まずは高い根をどう攻略するかを考え……即実行です。
まずは底取りの間隔を短くすることと、オモリを落とす際に、よりスローに底に落とします。スローに落とすことにより、根が高くなるとすぐ棚の取り直しが可能となります。早く落としてリールのクラッチを入れたらもう根がかりなんてことあります。そこの部分を極限に抑えるためです。
もちろん、船長がいう7mや10mで置き竿でもいいのですが、自分はあえて険しい道が好きなので色々攻略しながらやります。勿論リスクはありますが、それが一番楽しいところでもあります。