旬のキンメダイを求めて、下田市須崎港出船の番匠高宮丸で新島日戻り地金目(ジキンメ)を狙った。釣果がズラリと並ぶ豪快な釣りだが、今回の釣行では根掛かりとイルカに悩まされる結果となった。新島沖のキンメ釣りは、なんどいっても楽しい釣りなので参考にしてほしい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター前島宣秀)
イルカの妨害も
最終8投目、随分遠のいていた竿先に今日一番のアタリがあり、なんとか、ツ抜け出来たと喜んでいるのも束の間、残り30m付近で天敵のイルカが出現。
等間隔に竿が天を向き、一匹一匹綺麗にお食べいただいているようで、巻き上げてみれば何もいない状態での納竿となった。
日戻り地キンメとは
日戻り地キンメとは、伊豆下田、稲取などを拠点に釣った、その日に水揚げされる新島沖地キンメをさしている。非常に高価で、東京ではキロ一万円を軽く超えることもある超高級魚ではある。
釣り人にとっては、そのような高級魚を一投で数万円分も釣り上げられる夢を与えてくれる魚である。定番の刺身、煮つけ、しゃぶしゃぶもそうだが、キンメ焼きが、アジの干物のようにたらふく食べられるのも釣り人の特権である。
お世話になった船宿
今回も伊豆下田須崎港の番匠高宮丸さんにお世話になった。
凄腕として名高い小澤長夫船長、予約もかなり困難ではあるが絶対にオススメできる船宿である。キーパーは設置されているので、ラーク竿受け大物用の頭を持参すればよい。
<前島宣秀/TSURINEWSライター>