人気エリアトラウト『北方川釣り体験場(北方マス釣り場)』徹底解説

人気エリアトラウト『北方川釣り体験場(北方マス釣り場)』徹底解説

釣り人にとって冬の間はオフシーズン?いやいや、冬こそ旬の釣りもいっぱいある。その中の1つが、人気上昇中のエリアトラウトだ。今回は1月19日に愛知県一宮市の木曽川分流にある北方川釣り体験場(北方マス釣り場)へとお邪魔した。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 松尾尚恭)

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トラウト ルアー&フライ

北方川釣り体験場を紹介

私は土日・祝日に北方マス釣り場で、カリプソ出張販売として釣具の現地販売を行っている。まさに勝手知ったるホームグラウンドと言える釣り場だ。毎週釣り場の様子を見ているため、そこでの知識・経験も織り交ぜながら、当日の釣り方をご紹介したい。

人気エリアトラウト『北方川釣り体験場(北方マス釣り場)』徹底解説概況図(作図:週刊つりニュース中部版 松尾尚恭)

当エリアは川を3つの仕切り網で区切り、上流から順に第1ブース、第2ブース、第3ブースと分かれている。ルアー釣りは全面OKで、第2ブースの対岸の砂利側のみフライ釣りも可能。上流側が浅く狭く下流側が深く広くなっており、基本的に水の色はクリア~若干ステイン程度。浅い場所なら水中の様子が丸見えだ。

人気エリアトラウト『北方川釣り体験場(北方マス釣り場)』徹底解説 川幅が狭い第1ブース(提供:週刊つりニュース中部版 松尾尚恭)

放流魚はニジマスがほとんどで、25cm前後のレギュラーサイズと数は少ないが、40~50cmほどの大物も放流されている。

人気エリアトラウト『北方川釣り体験場(北方マス釣り場)』徹底解説 真ん中の第2ブース(提供:週刊つりニュース中部版 松尾尚恭)

営業時間は午前8時から午後4時まで。午前6時ごろに開門するため先着順で場所取りが可能。グループで釣りをしたい場合は8時に着いても、飛び飛びでしか入れないことが多いので、早めに着いて場所取りをした方がいいだろう。

人気エリアトラウト『北方川釣り体験場(北方マス釣り場)』徹底解説最下流の第3ブース(提供:週刊つりニュース中部版 松尾尚恭)

大人一日券は3500円、午後券は2000円。レギュレーションはシングルバーブレスフックの使用厳守と、禁止ルールとしてエサ、ワームや、ラバー付きのもの、エッグを模したもの、飛ばしウキなどが禁止となっている。詳しくは漁協の案内を参照にしてほしい。

人気エリアトラウト『北方川釣り体験場(北方マス釣り場)』徹底解説受付(提供:週刊つりニュース中部版 松尾尚恭)

魚のキープはなんと無制限。これは全国的にも珍しく、どれだけ釣っても好きなだけ持って帰ることができる。といっても、何10匹も釣っても処理が大変なので、持ち帰りはほどほどに。

タックル

ロッドは6ft前後のエリアトラウトロッド、リールは1000~2000番程度のスピニングリールがベターだ。

人気エリアトラウト『北方川釣り体験場(北方マス釣り場)』徹底解説タックル図(作図:週刊つりニュース中部版 松尾尚恭)

一番重要なのがラインの太さで、可能な限り細いものを巻いてほしい。大きな理由としては、使うルアーは軽いものが多いためイトが太いと飛距離が足りず、魚のいる所まで届かない。ラインが太いと操作性も悪くなり、風を受けると流されやすい。オススメはフロロカーボンラインの1.5~2lb、PEライン0.2号にショックリーダー2.5lb程度で、ドラグの調整はしっかりしてラインブレイクを防ぎたい。

人気エリアトラウト『北方川釣り体験場(北方マス釣り場)』徹底解説釣り場の様子(提供:週刊つりニュース中部版 松尾尚恭)

また、ルアーとの接続には必ずスナップを使ってほしい。スプーンやプラグはスナップ使用を前提に作られており、直結するとうまく泳がないものも多い。スナップサイズも泳ぎを妨げないできるだけ小さなものが望ましい。スイベル付きのものは重くなるのでやめた方がいいだろう。

その他の道具

持っていた方がいいギアとしては、魚をすくうランディングネット。魚を持ち帰るならビクとクーラーボックス。それから忘れてはならないのが偏光グラスだ。

人気エリアトラウト『北方川釣り体験場(北方マス釣り場)』徹底解説ランディングネット(提供:週刊つりニュース中部版 松尾尚恭)

目を保護するという安全面での理由もあるが、直接水中を見て魚の反応が見られるため必要。自分のルアーを追ってきているかどうかや、食った瞬間を見て素早くフッキングに持ち込めるかなど、見て分かるか何も分からないかでは大違いだ。安価なもので全く構わないので、ぜひ用意したい。

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