大分県は蒲江の三つ子へ磯釣りに出かけた筆者。まきエサを撒いてもエサ取り含めて魚の姿が見えず、前評判通りの厳しい状況に直面。気分転換のロックゲームを交え、待望の40cm弱クロをキャチした釣行をお届けします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター藤本みどり)
蒲江の三つ子で磯釣り
2月5日は私の磯釣りデビューの地でもあります、蒲江の三つ子へ。渡船は大和(ヤマト丸)さんにお世話になりました。年に数度はくるフィールドです。初心を振り返ることができる大切な場所です。
磯場は「クロバエ」という場所へ、釣友3人で上がりました。後ろを振り返ると、道路や建物、大きなカルチャーセンターなどが見えます。
厳しい状況
この日はウネリがあり、釣る場所が限られていました。安全第一なので、船着きの釣座で3人みんなで固まって釣りをしました。噂通りにやはり厳しいです。
ここでも前日の屋形島での釣りと同じように、つけエサをとられることもなく本命のクロ以外の他魚も釣れません。際を深く探っても、中間、遠投とポイントを変えても沈黙の海です。魚も餌とりを含めて何も見えません。
ロックゲームでカサゴ手中
こんなときは気を取り直して、ロックフィッシュですね!!オーシャンルーラーのシンカー10gで、タナのある場所を探ってみるとガツンと元気のよいアタリです。この日初の生体反応に、思わず大喜びです!
28cmのお刺身サイズのカサゴを確保でき、そっとクーラーに入れました。
待望の38cmクロ手中
そして、フカセ釣りの再開です。藤井さんが、ついに足の裏サイズのかわいいクロを釣り上げました。話に聞くと、遠投で狙ったとのことです。私も真似て、遠投に切り替えます。ウキは釣研のスーパーエキスパートUEの0c、直結部分にG5のガン玉を付けました。
仕掛けが馴染んでしばらくたったので、仕掛けを巻き上げようとします。「ん?」なんだか重たいような気がする。ずいぶんと手前まで寄せたところで、魚の反応を確認できました。そして、タモ入れしたのは38cmのクロでした。苦労して得た魚は愛着が湧きますね。きてくれて、ありがとう!