釣り場での迷惑行為。これは何も割り込みとかオマツリ行為とか、そんなありきたりの事だけではありません。海や川という日常生活が営まれる市街地と違い、目的ある人以外は近付かない場所、それが釣り場です。そしてそういった所には少し変わった行為をする人も多少なりともいるものです。また、釣り人以外でも人の目に付きにくい場所は、闇に紛れて迷惑行為や違法な行為が行われやすいのです。今回は筆者が実際に目撃した釣り場(川)での迷惑行為を取り上げ、改めて釣り場のマナーを考えてみたいと思います。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)
豊かな心を持とう
釣り場以外にもマナーは存在します。最近の寿司店などでの迷惑行為もしかり、本質は釣り場でのマナーと同じだと思います。ゴミさえ捨てなければ釣り場では何をしても良いわけではありません。
また、都市型河川などは昼間こそ人通りがありますが、夕方~夜は人気が無くなります。そういう時間帯を狙って粗大ごみを捨てたりする闇行為が増えています。よく行く河川に粗大ごみが増えると、日本人の心の貧しさが見える気がしてなりません。
川や海は釣り人だけのものではありません。それは多くの釣り人がわかっている事ですが、マナーを守るのも何も釣り人だけではありません。近隣で暮らす人、仕事をする人、散歩をする人、全ての人に言える事ではないでしょうか?日常生活にも、そして釣り場にも、今まさに、人の良識とマナーが問われていると思うのです。
<宮坂剛志/TSURINEWSライター>