真冬の堤防フカセ釣りで大量のタカベに苦戦【静岡・初島】本命メジナは2尾

真冬の堤防フカセ釣りで大量のタカベに苦戦【静岡・初島】本命メジナは2尾

前回12月21日、伊豆大島での2022年の釣りを納竿しようと思った筆者でしたが、尺超えメジナを二匹では不完全燃焼の離島釣行となってしまいました。このままじゃ終われないと熱海初島での釣りを急遽計画。22年最後の釣りに挑んだのですが……。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター桂宏樹)

桂宏樹

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堤防釣り 海釣り

仕掛け&作戦を再度変更

12時40分ごろ、再度仕掛け変更を行いました。ウキを浮力一段落としてG3、ハリスを3mにして1m短縮、ウキの半誘導幅は2m(最大ウキ下5m)。ガン玉G3をハリス中央に1つのみ装着、針はファイングレ4号針でスタートしました。

ウキ下を着水直後は短くして、刺しエサがウキ下に垂直に落ちるまでの弧を描く長さを短くするイメージです。タカベがいる表層1mあたりを早く通過させつつ違和感が出ない仕掛けに

25cm級グレ登場

それでも引き続き2投に1回13cm前後のタカベを釣り上げる状況だったため、一旦昼休憩でクールダウンしました。午前と違い、強いウキの沈みが2度ありましたが、針掛かりしない状況でした。

どうせ釣れないならと物は試しで、針を軸の短い短グレ5号に変更し、刺しエサのオキアミも頭や脚をハサミで細かくカットして胴部分しか食えない状態にしてみました。

これでもタカベが釣れる状況がしばらく続きましたが、15時10分頃ようやくタカベじゃないまともなあたりをとらえました。ここまでの過程が散々だったので、針外れしないように慎重にやりとりします。

釣り上げたのは午前中と同じぐらいの25cmグレ。サイズは小さいですが、やっと釣れたという感じが勝りました。

夕マヅメもエサ取りパラダイス

16時夕暮れでマヅメを期待するも、暗くなる毎に影に潜んでいたクロホシイシモチやネンブツダイが大量に沖に溢れてくる状態に。以後上記2種の魚しか釣れなくなり、17時無念の納竿。日が暮れると島内は真っ暗なので船が来るまで待合所で待機し17時50分撤収となりました。

今後の展望

終日厳しい釣りで成果を出せず、22年最後の釣りを終えたのですが、結局釣り行きたい衝動が増しただけで終わりました。タカベは爆釣ですので、寒さに強い家族や友人で短時間釣りを楽しむなら、12月でもおすすめの釣り場です。

2023年初冬は、関東・湘南・東伊豆でエサ取りが少なくなり、かつグレのサイズが大きくなることを期待したいですね。

<桂宏樹/TSURINEWSライター>

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