茨城でヤリイカ、房総や東京湾の船宿ではヤリ・スルメの模様が上向き、相模湾からはヤリ・スルメほかマルイカも開始、本格的イカシーズンの到来だ。そんな各地の釣況を紹介。
(アイキャッチ画像提供:まごうの丸)
茨城:冬のヤリイカ劇場開幕
茨城ではヤリイカが上昇。おもにカンネコ根がメインとなっており、各港から船団が形成される。那珂湊のかもめ丸では海況安定次第、希望で出船開始。
鹿島新港の桜井丸では連日出船。30日は53cm頭に6~34尾(2隻)。同港の久保丸でも希望で出船。
鹿島の長岡丸は30日50cm頭に6~34尾(2隻)。幸栄丸は30日50cm頭に2~33尾。不動丸では27日60cm頭にトップ46尾(3隻)。
波崎港の浜べ丸も希望で出船。現在はおもに水深150m前後を狙い、オモリ150号を使用。同海域では、いい年には水深100m未満の浅場で釣れ盛り、より軽量なオモリでライトタックルでも楽しめるようになるので期待したい。
外房・南房:サバとリレーでヤリイカ
外房・大原の春日丸では、22日寒サバとリレーで出船。スルメ交じらずでヤリイカ2点掛けで型程度、サバは土産十分。今後に期待。大吉丸でも希望で出船する。
南房では、乙浜の有希丸でヤリ・スルメで受付中。
内房:スルメメインでヤリ交じり堅調
内房屈指の遊漁船基地・勝山。同地の庄幸丸では1月5日からイカ狙いでの出船を開始し、初日はヤリ・スルメ交じりでトップ26尾。直近では27日30~45cmスルメイカ15~46尾。基本的にスルメイカがメインとなり、オモリ150号で、プラヅノは14~18cmが主体だが、ヤリイカが交じることもあり、ヤリイカ用の11cmプラヅノの仕掛けの用意もしておこう。
東京湾:ヤリイカ乗り活発
浦安の吉野屋では、予約制でヤリイカへ出船中。29日洲の崎沖で向いジャンボ型見るも潮速く苦戦。金沢八景の一之瀬丸では、沖の深場を狙うヤリイカに出船。27日洲の崎沖で乗り活発、25~50cm22~49尾。22日3~24尾。
相模湾:ヤリ・スルメにマルイカ開始
相模湾の茅ヶ崎のまごうの丸では、ヤリ・スルメ船で出船中で21日は茅ヶ崎沖水深150~200mで28~45cm1~5尾、北風強く苦戦。28日は希望でLTマルイカに初出船。東沖で18~30cmマルイカ5~14尾と好スタート。29日は3~10尾。直ブラ、ブランコ有利。
<週刊つりニュース関東版 編集部/TSURINEWS編>