夜の堤防ライトゲームでヒラセイゴに想定外のメッキ手中【静岡・西伊豆】

夜の堤防ライトゲームでヒラセイゴに想定外のメッキ手中【静岡・西伊豆】

1月10日、ホーム戸田沖でのオフショアジギングを2023年釣り初めと決めたが、清々しいほどのボウズ。これをなかったこととし、シーズンインしている筈のメバルゲームを今年の釣り初めにと、あっさり変更。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター山口悟)

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山口悟

地元伊豆半島(主に西岸)を中心にショアからオフショア、ライトからビッグゲームまで精力的?に釣行中。

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ショア ソルトルアー

ウネリ表の西伊豆へ釣行

明け方までの時化による、西ウネリが続いていた。午後便で出たオフショアでは風こそ収まっていたが、ウネリはかなりのものだった。この強いウネリにより、沖からベイトが港内に流れ着くだろうと予想。ウネリ表の西伊豆エリアに向かった。

夜の堤防ライトゲームでヒラセイゴに想定外のメッキ手中【静岡・西伊豆】寒い夜でもアツいナイトゲーム(提供:TSURINEWSライター山口悟)

当日の状況

大潮の最終日、満潮18時58分、朝からの強い西ウネリは残っており、場所によっては濃いサラシが広がっている。風は、緩い東のオフショアに移行。上げ潮とマヅメ時がシンクロする自分の好きな潮回り。マイゲームを成立させるにはこの上ない夜だ。

当日のメインタックル

ロッド:月下美人MX-72L-S
リール:カルディア2004
メインライン:PE0.4号
リーダー:フロロ4lb
ルアー:アジアダー、ユラユラ50SP、フラッシュJハドル1in 他

夜の堤防ライトゲームでヒラセイゴに想定外のメッキ手中【静岡・西伊豆】当日のタックル(提供:TSURINEWSライター山口悟)

30cmヒラセイゴ登場

17時過ぎ、オフショアより一時帰宅。上げ潮一杯には現場に到着していたい。支度後、17時30分に出発。本命ポイントに入る前、一ヶ所寄り道をする。潮が多い時にチェックするポイントだ。ベイトの有無次第の完全回遊型ポイントのため、見極めが「秒」でできるありがたいポイントだ。

思った通り強いウネリが上げ潮によって押し寄せ、外洋側はいいサラシが広がっている。堤防内側に視界を移すと、水飛沫が上がったのが見えた。ボイルだ。予想通りの展開にほくそ笑む。リグっていた、2.5gジグヘッド+フラッシュJハドルを入れる。弾くようなショートバイト。セイゴっぽいアタリ。

ユラユラに付けかえ、同じコースをトゥイッチ&ストップ。今度は、フッキングが決まる。エラ洗いしている。30cmほどのヒラセイゴだ。ヒラスズキは、荒れた海によく似合う。小さくてもカッコイイ。

夜の堤防ライトゲームでヒラセイゴに想定外のメッキ手中【静岡・西伊豆】ハードルアーで釣ったヒラセイゴ(提供:TSURINEWSライター山口悟)

ライズ狙い撃ちでセイゴ追加

連発確定!との思いとは裏腹に、どうも後が続かない。キャスティングの手を止め、しばし観察する。「パシャっ」軽く弾く様な水飛沫。ボイルと言うより、鱒族のライズに近い?もとより、ベイトの姿が目視出来ない。水飛沫の質から考えるとエビっぽい。

なるべく比重の小さく、シルエットのボヤケるルアー……。ゼロヘッドに、アジアダーのクリアー系カラーをセット。思考をフル回転させる。堤防の明暗部を手前側から先端側へと視界を移していく。不定期に水飛沫が上がる。人差し指にラインを掛けて、水飛沫の上がるのを待つ。

「パシャッ」ライズに合わせて、即座にキャスト。表層に漂わすようにゆっくりリトリーブ。水飛沫が上がり、ロッドに一瞬重みが。ショートバイトだが、アタリが出始める。弾いてしまうバイトに対応するため、ドラグをゆるゆるにする。作戦成功。先ほどと同サイズのヒラセイゴだ。釣ったセイゴの口の中の匂いを嗅いでみると、かっぱえびせん?っぽい匂いがした。ルアーがマッチしたのか、頻?にアタリが出始めた。

夜の堤防ライトゲームでヒラセイゴに想定外のメッキ手中【静岡・西伊豆】使用ルアー(提供:TSURINEWSライター山口悟)

次のページで想定外のメッキ登場に興奮!