12月28日、滋賀県長浜市西浅井町菅浦からレンタルボート利用して、琵琶湖のビワマス釣りに釣友の熊澤さん、小崎さんと出かけた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫)
琵琶湖でトローリング釣行
12月に琵琶湖の宝石と呼ばれるビワマス釣りが解禁。今年のサオ納めだから、楽しく爆釣して終わりたい。当日深夜に熊澤さんの車に便乗して現地に向かう。
予報は終日波風ともに穏やかで、風が吹く心配もなくトローリング日和だ。午前7時ごろに現地到着すると、すでに多くのアングラーが訪れていた。受け付け終えて釣り道具を積み込み、レンタルボートに乗り込む。
熊澤さんがキャプテンで、竹生島方面を目指して向かう。しかし早朝は前日荒れた余波で、少し波立っていた。熊澤キャプテンは安全第一で、竹生島周辺にポイントが定め、「ここから流し始めよう」と言う。
私と小崎さんがトモに2本、両舷ミヨシに各1本で4本の仕掛けの準備を整える。水深は75m前後。両舷ミヨシのサオはレッドコアで、トモ2本はダウンリガーだ。
開始早々40cm超ビワマス登場
4本の仕掛けがオマツリしないように、熊澤キャプテンが巧みに操縦する。開始10分ほどで右舷ミヨシのレッドコアのサオが激しくたたかれた。「きたぁ」と私が叫ぶ。アワセを入れると、生命反応は確かだ。ここから電動スロー巻きで対応。見えてきたのは、銀ピカの良型ビワマス。40cm超えがネットに収まった。
すると左舷のレッドコアのサオも数回たたかれたが、ハリ掛かりしなかった。やがて湖面の波が収まり、熊澤キャプテンの操縦も楽になったようだ。すると左舷トモのサオが浮いて、激しく突っ込む本アタリが出た。
すかさず熊澤キャプテンが大きくアワセを入れる。「これは大きそうだ」と言いながら巻き上げる。私はネットを持ってトモに向かい、小崎さんがオマツリしないようにハンドルを握る。やがて大型のビワマスがネットに収まると、全員が歓声を上げ喜んだ。
51cm頭に好ヒット
この日は左舷トモのサオがアタリ竿で、仕掛けを投入するとすぐにたたかれる。開始から2時間ほどで、イケスにはビワマス10匹が泳いでいた。しかし10時を過ぎたころからウグイが口を使うようになり、サオが頻繁にたたかれる。
しかしリリースサイズ30cm以下が口を使わないのがうれしい。竹生島周辺では他の船も多い。昼ごろにはイケスの中にビワマス15匹が入った。あとは入れ替え戦だ。
やはり左舷トモのサオがたたかれ、熊澤キャプテンがアワセを入れる。銀ピカの極太ビワマスが暴れて浮上し、私が無事ネットインした。このビワマスが51cmで、当日のビッグワンだった。